最終話 ページ33
.
朝ごはんの用意を終えて呼びに行くと、
洗面所で歯を磨きながらネクタイを首に回している。
きっといつもちゃんと朝ごはんも食べずに
あくせくと用意して来てるんだろうな。
まだ眠そうな顔とぴょこんとはねた髪の毛がかわいい。
.
『付けてあげる』
JM｢ん、｣
歯ブラシを咥えたままでうまく喋れないのか、おとなしくネクタイを渡す。
.
JM｢あいがとうごひゃいまふ｣
『どういたしまして笑笑』
.
いつものしっかりしたジミンくんとは違う面を見るようで朝からちょっと楽しい。
朝食を済ませて用意をして、同じ会社に出勤する。
.
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
.
｢やーユナちゃんにジミンくん！おはようさん！｣
JM｢『おはようございます』｣
｢今朝はどうも冷えるねぇ！｣
.
エレベーターで上司と世間話をして、同じ階で降りる。
もちろん席は隣。
.
JM｢ずっと一緒ですね笑｣
『まぁ、そうなるね笑』
.
JM｢…ユナさん｣
『ん？』
JM｢これからもそうしませんか？｣
.
運命なんてものがあったらとっくに彼氏なんてできてる。
そんなこと言って馬鹿にしたけど
.
『…そうする』
.
少なからず自分で手繰り寄せなければ運命なんて存在しなくて
時には傷ついて、傷つけて、迷惑もかけて
そうやってはじめて見つけられるんだと思う。
待ってるだけじゃだめだったみたい。
.
JM｢今日は仕事が捗りそうです笑｣
.
そうやって隣で笑う人が、もしかしたらそうなのかも
.
『ジミンくん』
JM｢はい｣
『好き』
.
でも本当は運命なんて、誰かがそう呼べばそうなる、そんな単純なものなのかもしれない
.
JM｢な、なんですか急に｣
『ん？好きだから言っただけ』
JM｢もうっ｣
.
.
.
うちの子もらって、って言われたっけ？
喜んで貰います。
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
fin.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1326人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ふわ(プロフ) - 続きが見たいです！ (2020年3月22日 10時) (
レス) id: 79c529d7af (このIDを非表示/違反報告)
姫菜 - やーーー。この作品好きです (2019年2月16日 13時) (レス) id: 1b1ede2ea5 (このIDを非表示/違反報告)
姫菜 - 最高です。ジミン最高です。最高しかことばがでてきません。続きみたいなのないんですかね、？笑 (2019年2月16日 13時) (レス) id: 1b1ede2ea5 (このIDを非表示/違反報告)
白翠ミナト(プロフ) - 初コメ失礼します！完結お疲れ様でした！作品のストーリーと作者様の文の書き方がとても好きで毎日更新されるのを今か今かと待ち望んでいました！終わってしまうのがさびしいですが、他の作品も応援しています！ (2018年3月22日 18時) (レス) id: 14b86691aa (このIDを非表示/違反報告)
さ ぁ や - この 作品 本当に 大好き です。 (2018年3月20日 14時) (レス) id: 005a176783 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：リソヌ | 作成日時：2018年3月14日 0時
