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その後も、曲の編曲や衣装製作も順調に進み、遂にサマーライブ本番まで1週間となった。
この1週間は、夢ノ咲学院で対戦相手と合同練習となっている。
また、玲明学園から夢ノ咲までは距離があるため、寝泊まりはホテルになるという事だ。
午前中は仕事が入っていた私は、仕事場から直でホテルへ行き荷物を預けておこうと思ったため、スマホのマップを頼りにそちらへ向かった。
すると、ホテルの前で多くの荷物を目の前に、困り果てている人がいた。
(そんなに困るなら荷物そんなに……よく見たら日和くんの持っているバッグに似てるな)
いや待て。これよく見たら全部日和くんの荷物じゃないか？
オマケに、Eveの2人が内緒で買っているワンちゃんいるし。
何だっけ名前。……グロッキーメロディーみたいな感じだったよね。
それにこの人、夢ノ咲学院の制服着てるし……
私は、サァッと血の気が引き、慌てて彼に話しかけた。
「あの！それ、日和くん……巴日和の荷物ですよね！？」
「え？あぁ、そうですよ。運んでてほしいって頼まれちゃいまして」
嫌な顔1つせず、「困りましたよ〜」と笑う目の前の彼は、その後「えっと……」と”この人誰？”と言いたげに私を見た。
「EdenのプロデューサーのAです。今回はEveだけですけど、よろしくお願いします」
「あぁ。だから、玲明学園の制服を着ているんですね！俺は、青葉つむぎって言います。よろしくお願いしますね」
「あ。今から荷物運ぶんですよね、手伝います」
「いえいえ！これは俺が頼まれたものなので……！」
「身内の荷物なのに、他校の方に任せっきりにさせられないので」
「すいません……よろしくお願いします」
話している際、一度も嫌な顔をすることなく終始穏やかだった青葉くん。
でも……うーん。
(彼の名前、何処かで聞いた事あるような気がする)
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リア(プロフ) - 最高に面白いです！日和が可愛すぎる！！！更新楽しみに待っています(^^) (2020年1月24日 17時) (
レス) id: f94faaa2fc (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 凄く私好きな話だと思います！滅茶苦茶好きになりました！！更新待ってます。頑張ってください！！ (2020年1月23日 6時) (レス) id: 1d868b34d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水神友花 | 作成日時：2020年1月19日 12時
