元帥の手袋が18枚 ページ19
ジェイムズside
信じられない。
先ほどまでテロリストの腕の中で、恐怖のあまり身動きすら取れなかったあの少年が、銃弾の雨を掻い潜り、なおかつ背丈の倍以上ある棍棒を見事に操り、鬼神のごとき強さで逆に相手を打ちのめしているだなんて。
「・・・なんだ。貴様らはただのゴロツキか。つまらんな。」
刃のような怒りをにじませながらも嬉々として棒をふるう少年の顔から一瞬で表情が消え、冷え渡った空気が場を支配した。
「・・・例の酒蔵とは関係がないようだな。」
彼はいったい何を見たのだろうか。そして、いったい何を知っている?
酒蔵。
辿りつく先はただ一つ。黒の組織だ。
だが、いったい、なぜこの年端もいかない少年が・・・?
思考の海から私を引き上げたのは、焦りを含んだ複数の足音だった。
「We are policemen!!!Don't move!!!(警察だ!!!動くな!!!)」
銃を構えながら突入した警察たちは、伸びたテロリストらを見て、そして困惑したように少年を見た。
「チッ・・・遅い・・・。」
明らかに怒気が含まれているそのつぶやきが日本語であることが不幸中の幸いだな。
冷や汗が流れるのを感じてそう心の中でつぶやいた。
(人生何があるか、わかったものではないな・・・)
★―――――
別に怖かったわけではありません。ボーッとしてただけなんです。
あと私事ですが人生で初めてジェットコースターに乗りました。
某巨大雷の山が怖すぎて死ぬかと思いました。
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にゃあ - 我、安赤派也。 (2020年8月4日 17時) (レス) id: 91b3f57d74 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずアイス - 私は赤安赤が好きかな...とくに右固定とかなくキャラを重要視するタイプw (2020年4月29日 0時) (レス) id: 5775b0dae5 (このIDを非表示/違反報告)
上級国民(笑)(プロフ) - あぁ、ワイも安赤派ですわ...。 (2020年4月18日 16時) (レス) id: ac87fab8f9 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(クロネコ)(プロフ) - マイナー好きが多くなればそれはマイナーではなくなるのだ!!!! (2020年3月29日 12時) (レス) id: e1f55013ea (このIDを非表示/違反報告)
無月 - ベルク元帥閣下、、、? (2018年9月24日 14時) (レス) id: e6b756c8a8 (このIDを非表示/違反報告)
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