いつからだろう・・・ (ページ15)

今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:22,886 hit

返事ページ15

どう答えていいのかまだ答えが出ていない。

玄関前でため息をつく。

なかなか鍵をさせなかったが、意を決して玄関を開け中に入った。
思っていた通り、トゥギだけがリビングにいた。

LT「A、いらっしゃい」

『・・・トゥギ』

有無を言わさず、手を引かれてトゥギの部屋へ連れて行かれた。

『みんなは』

周りを気にしてみる。

LT「かくれてるよ。前みたいにね」

２人で隣り合って座った。

LT「さてと、・・・答えを聞いていいかな？」

ゆっくりとトゥギが聞いてきた。

『うっ、・・・あのね、トゥギ、良く聞いて』

LT「何？」

『私は、貴方より７つも年上で、桜みたいな大きな子供もいるし、もちろん初婚じゃない。
芸能人でもなければ、何もいい所が無い普通の人間よ。
貴方と釣り合わないと思うの。』

私の言葉をキョトンとした表情で聞いている。
何か考えているように

LT「じゃあ、Aはどんな女性が僕に釣り合うと思うの？」

『それは、やっぱり、すらっとした美人な人だと思う』

LT「Aは十分にきれいだよ。
そして何より僕が大好きな人なんだ。
A以外考えられない。
テレビ局や撮影現場で、いろんな女の人を見るけど、Aは違うんだ、心が近いっていうか・・・。
気持ちが落ち着くって言うか・・・
Aと一時も離れていたくない。
こんな風に思えた女性は初めてで
・・・・・・なんか恥ずかしいな」

『私も恥ずかしい・・・』

LT「Aは僕とつきあうのいやなの？」

『・・・いいやじゃない』

LT「えっ、じゃあOKなの？」

『ううん』

その返事に一瞬驚いたように目をまあるく見開いたが次の瞬間には喜びにあふれていた。

LT「やったー、本当にOK？
間違いじゃない？
やったー、ありがとう」

そういいながらトゥギは飛び跳ねて喜んでいた。
そのトゥギの声を聞いて他のメンバーが集まってきた。

EN「ヌナOKなの？」

SM「やったー。
トゥギヒョンおめでとう。」

みんな口々にお祝いの言葉を送ってくれた。

こんなに喜ばれるとは思っても見なかった。

そのあとは、なんだか宴会になってしまった。
ケータリングを頼んで、みんなのおごりで、祝ってくれた。

YS「ヌナ、いつまでもトゥギヒョンと仲良くね」

DH「でもたまには、僕の相手もしてね」

そう言うのは甘えん坊のドンへだった。

LT「ダメー、Aは俺の！」

そういってトゥギが腕を引っ張り肩を抱いてきた。
その行動に気恥ずかしくて照れてしまっている自分がいた。