彼日記【edds world】

40:急に泣いてみた ページ43

edd
「ど、どうしたの！？」
さすさすと貴方の背中を撫でて心配そうに貴方を見つめます
「辛かったんだね。大丈夫だよ。俺が守ってあげる。俺がいるから」
僕がいると言いますがみんながいるよとは言いません。独占欲の現れ
「泣き止んだ？大丈夫だからね。ところで」
「なんでそんなに酷くなるまで俺に相談しなかったのさ？」
怒ってる？

tom
「なに泣いてんだよ。なんかあったのか？」
なんでもないよと彼を突き離そうとすると無言で貴方を自室に放り込みました
「お前さぁ、ふざけてんの？俺がお前にどんな気持ち抱いてるのか分かってないだろ」
そう言って彼は顔を赤らめながら貴方に聞こえるように耳元で…
「すｋ」「なあtom。お前に借りた漫画返しに来たぜ〜。って取り込み中？見学してくかな」
tordに邪魔されましたね。無言でサンシャインロリポップを流す彼でした
「うぎゃああああああああああ！！！」

matt
「な、僕なんかしちゃったかな！？」
わたわたしながら貴方を抱きしめてくれました
「ぼ、僕笑ってるAちゃん見せてくれるまで離さないからね！？」
貴方は静かに目を伏せて彼に体重を預けます
「いい子だね。あとは涙を拭いて、ニコッとして！」
彼は貴方の目の前で笑って見せました
「ね？できるでしょ？いつもできてるじゃない！」

tord
「誰に何された？言ってみろ」
彼の顔に少し影がかかって怖さが倍増しています
「ん、？辛くて泣いてた？」「俺はお前が弱いとなんて思ってないけどな」
そう言って彼は貴方を抱きしめます。
「だって俺を救ってくれたんだし、まぁ喧嘩したときは焦ったけどな」
「捨てられちまうと思ったら怖くて。だけどお前はまた拾ってくれた」
こんないいやつ見たことないぜ？と笑いながら煙草に火をつけます
「だから元気を出せ。俺も元気なくなっちまう」

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