【出会い】END ページ8
「・・・あれ私のせいだったの?」
13「そう、キュン死」
「キュン死?!」
キュン死なんて本当にするのか
13「それからちょっとお前と居るの危ないんじゃねぇかって思って避けてたんだが・・・意外と平気だってことが今わかった」
「そ、そうですか」
13「つーことでまた仲良くよろしくな、相棒!」
「相棒!?なんで私がアンタの相棒なんか」
13「いいだろ?ほら、これでずっと一緒」
「よくない!!アンタとずっと一緒なんて絶対嫌!!」
13「まぁ、ずっとじゃなくてもいいけどよ」
『俺がちょっかいかけに行けばいいだけの話だしな』と言うとサーティーンは部屋から出ていき扉が閉まる
ちょっと急展開すぎて理解しきれてないんだけど
混乱する頭の中を急いで整理していると再びドアが開いた
13「そーだ。言っておくが、俺様の『お気にちゃん』はLOVEの好きって意味な」
ビシッとこちらを指差して再びドアを閉めた
・・・理解が追いつかない頭に更に理解不能な言葉を浴びせられた
ボイちゃんで言うところの『データ解析失敗、エラーが発生しました』ってところか
「もう・・・いいや」
私はモヤモヤした気持ちのまま部屋を出て自室に戻った
13(あっ、相棒みっけ!スッゲー探したんだぞ!)
(来ないでください本当に、処理追いつかないんで)
13(なんの処理だよ。それより俺様からのデートのお誘い。いいケーキ屋見つけたから一緒に行こうぜ)
(本当に脳内エラー起こってるから来ないで)
13(んなこと言うなよ。こんなにAのこと好きなのに)
(あぁ、もう容量不足。これ以上はやめてください)
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作者名:チェシャ | 作者ホームページ:https://twitter.com/Cheshire0811/likes
作成日時:2022年9月16日 17時