【クリスマス2022】2 ページ37
しばらくお姉様方と話しているとちびっ子達から解放されたトナカイが疲れた様子でこちらに歩いてきた
｢おかえり、疲れた？｣
13｢見りゃわかんだろ。俺様へとへと〜･･･｣
そう言って私の横の椅子に腰掛け肩に頭を乗せてくる
角刺さりそう怖い
ヴィオ｢お疲れ様です。大変だったでしょう｣
マリア｢よく飽きないものね｣
13｢･･･女神が見える。俺死んだ？｣
｢生きてる生きてる｣
13｢よかった。スッゲー元気になる、えっrrrrr！！！｣
｢お前さてはまだ元気だな？｣
肩に乗っている頭をバシッと叩くイタッと小さく声を漏らした
マリア｢ナイト様も戻ってきたみたいだしそろそろ行くわね｣
ヴィオ｢後で演奏するから是非聞いてね｣
そう言ってお姉様方はヒーロー達の中に消えていった
13｢あーあ。俺もマリアとヴィオレッタともっと話したかった｣
｢下心丸出しだな｣
13｢あっ、見たか今日のステリアとジャンヌ！！あれは見るべきだぞ｣
｢お前は爆乳にしか興味無いのか｣
13｢男のロマンだろ｣
｢あっそ。どうでもいいわ｣
13｢なんだ相棒、妬いてんのか？｣
｢いや、普通に呆れてるだけ｣
13｢安心しろ、俺が好きなのは相棒だけだぜ｣
｢別に安心とかないし嬉しくもない｣
13｢へいへい素直じゃないこった｣
肩から頭をあげた彼は、『俺もなんか持ってくるかなー』と立ち上がりフラフラ〜とどこかへ行ってしまった
しばらく１人で飲んでいるとちびっ子達が騒ぎ始めた
どうやらプレゼント開封タイムのようだ
ここではちびっ子にプレゼントをあげたい大人がラッピングされたプレゼントを大きなクリスマスツリーの下に置く
ラッピングされているので中身は開封するまで何が入っているかわからない
いつもニーズヘッグが必要以上に買ってくる為用意しないのだけど、今年は１つだけ用意してみた
誰の手に渡るか楽しみだな
アダム｢こんばんは、美しいレディ。お隣よろしいですか？｣
騒いでいるちびっ子達を眺めているとアダム
先程13が座っていた方と逆側の椅子を指差している
｢もちろん、どうぞ｣
アダム｢失礼します｣
そう言うとアダムは椅子に腰掛けた
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作者名：チェシャ | 作者ホームページ：https://twitter.com/Cheshire0811/likes
作成日時：2022年9月16日 17時
