▼35 ページ39
・
沖田「お前ェ化粧落としたのかィ?」
「はい、何か目の辺りがカピカピしてきたので」
沖田「そりゃァ残念だなァ」
「…何で」
沖田「近藤さんがお前の化粧した姿で酒ついでほしいと言ってたんだがなァ」
「……」
沖田「多分焼肉やらお前の好きなもんたくさんあるはずだぜィ」
「化粧きてもらってきます」
焼肉。私はそれを何年食べていないだろうか。と化粧をしてもらいながらそう思う。
毎日毎日あの万年金欠の所で栄養がないものを食すという日々と比べると、真選組は金持ちだなと思う。
これを銀ちゃんに言えばキレられるのだろう。私はお前がパチンコなんか行かなければいいと思うんだが。
「化粧してきました」
沖田「じゃあ行くぞ」
沖田さんのあとについて歩いていく。すると周りの遊女たちがチラチラと沖田さんの方をみる。なんだこの人、吉原でもモテるのか。
何故かそれに私は苛立ったので沖田さんのケツを蹴った。
沖田「痛ってェな、何すんだてめェ」
「……別に」
沖田「エリカ様かよお前ェは」
・
93人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みずき | 作者ホームページ:http://1030.shori.sexyzone.mizuki.0413
作成日時:2017年12月29日 10時