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沖田side



隊士1「Aちゃん、隊長キュンともしねェな」

「ほんとだよー、顔赤くして「お、おう…」とか言ってくれると思ったのに」

隊士1「それだよ!!!俺も同じこと思ってたわ」

「でっしょー?」




さっきからずっと部下とAが話している。それに俺はどこかイラついている。この気持ちは何なのだろうか。少しモヤモヤする感じがもどかしいというか。でも取りあえず言いたいのは'' アイツとAを離れさせたい ''と言うこと。


沖田「おい」


「ん?沖田さんじゃないですか。どうしました?」


沖田「……谷間見えてんぞ」

「えっ?いやァァァ!!!本当だァァァァァァ!!」

沖田「馬鹿だろこっち来い」

「うぅ、嫌ですよ絶対馬鹿にするでしょ??!」

沖田「しねェよ」

「嘘だ!」

沖田「だからしねェって」

「本当ですか?」

沖田「…しつけェ」



そうしてこのやりとりに飽きてきた俺は早く隊士とコイツを話そうとすべくコイツを横に抱き締め運んだ。世にいう、''お姫様抱っこ''と言うやつなのだろう。



一方そんなことを考えている俺とは反対に腕の中で顔を赤くしているA。その顔を見て俺は理性が切れそうになる。


「えっ…ちょ、沖田さん!??」

沖田「……」

「(ん?!顔が近づいてきたと思ったらおでこに柔らかい感触が…!!!)」


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作者名:みずき | 作者ホームページ:http://1030.shori.sexyzone.mizuki.0413  
作成日時:2017年12月29日 10時

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