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ラウールside
僕が落ち着くのを待って、車が発進した
マネージャーさんも忙しいだろうに待っててくれて
メンバーも疲れてるのに付き合ってくれた
本当になんでこんなことに...って自分のダメさに落ち込んでしまう
蓮｢なにため息ついてんの。具合悪くなってきた？｣
｢んーん。...みんな疲れたでしょ？｣
寝てると思ってたのに隣のめめが声をかけてきた
蓮｢お前は気にしなくていーの｣
頭をくしゃくしゃっと撫でて、めめの方に体を引き寄せられる
蓮｢寝てな｣
｢うん、ありがとう｣
さっきまでもやもやしてたのに、めめに甘やかされてうとうと...
そのまま爆睡してしまって、岩本くんに運んでもらったらしく、気付いたらリビングのソファーに寝かされてた
大｢およよ？ラウちゃん起きたー？｣
翔｢よく寝てたな｣
辰｢それなべに言われたくないだろ｣
翔｢はぁ？｣
騒ぐふっかさん達に呆気にとられていると、気づけば周りに人だかり
康｢からあげ作ったで〜、食べてるか？｣
ラ｢からあげ！食べる！｣
涼｢これだけ喜んでくれると作りがいがあるよね｣
僕が寝ている間に夕飯まで出来上がっていて
迷惑かけてるのに、沢山甘やかしてもらって申し訳ないなぁ...
ってダメダメ、こんな事考えてたら怒られちゃう
｢今日はありがとう！｣
辰｢お、ありがとう言えたな！偉いなぁ〜｣
照｢ふっか、ウザイって｣
辰｢えー、そんなことないよなぁ？｣
ぐしゃぐしゃってわざわざ背伸びをして頭を撫でられて、少しくすぐったい
まだ上手くいかないことも多いし、トラウマって簡単には消えない
でも、こんなに優しくしてくれるメンバーやマネージャーさん、スタッフさんがいれば時間をかけてでも乗り越えられそうな気がする
たくさん迷惑かけちゃうけど、頑張るからこれからも見守っててね
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作者名：きゅん
| 作成日時：2022年8月27日 20時
