まっすぐ君だけに２ (ページ10)

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渡辺side ページ10

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俺らが帰ってきて約30分後、一緒に仕事だったふっかと阿部、途中で拾ってもらった佐久間が帰宅

その15分後には照と康二も帰ってきた

みんな予定より早くて、聞けば心配で巻いて帰ってきたらしい

まぁ俺らもだけど...

辰｢で、何があったわけ？｣

本題を切り出すと、渋った顔のめめ

蓮｢あの、あんまりラウールに思い出させたくなくて...移動するんでちょっと待ってください｣

そう言うと、ラウールの頭を持ち上げて起こさないようにすり抜ける

ラ｢ん...｣

蓮｢大丈夫大丈夫｣

軽く身動ぎしたラウールを寝かしつけて、ダイニングの方へ移動

みんなが座って、涼太がお茶を入れたところでやっと目黒が口を開いた

蓮｢実は...いじめに近いものがあったらしくて｣

｢はぁ！？｣

思わず大声が出たところで、隣にいた阿部に口を塞がれる

亮｢起きるでしょ！｣

｢ごめん...｣

蓮｢ずっといじめまがいな事があったらしいんですけど、今日は酷かったみたいで...｣

それからめめに電話が来た時の様子やラウールが話してくれたことを一通り聞いた

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