まっすぐ君だけに２ (ページ17)

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佐久間side ページ17

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あんな事があって、一人で寝かすのは心配過ぎて一緒に寝ることを申し出た

まぁ多分俺が言い出さなくても誰かは一緒に寝ようとしたと思うんだよね

｢大丈夫？寝れる？｣

ラ｢うん...｣

｢学校は行かなくてもいいからね。今日はゆっくり寝ようね｣

一緒の布団に入ってお腹をトントンして寝かしつける

｢佐久間くんなら一緒の布団で寝られるね｣なんて言われて、初めてこの低身長を誇りに思ったよね

精神的に不安定だったから寝られるか心配だったけど、意外と直ぐに寝息が聞こえてきて...

隣にいるし、何かあっても大丈夫。そう思って目を閉じた

モゾモゾと布団が擦れる音で目が覚める

｢ん...ラウール？｣

ラ｢起こしちゃった？ごめんなさい...｣

スマホを見るとまだ5時過ぎ、目が覚めちゃったかな...

｢まだ寝ようよ。目閉じてごらん？｣

ラ｢ん...｣

夜のようにお腹をトントンしてみるけど、ソワソワしちゃって寝れないみたい

｢深呼吸して、目瞑って...｣

寝かしつけようとしても、何度も動いて体制を整えたり目が合ったり...

ラ｢リビング行く...｣

｢寝れないね、そうしようか｣

やっぱりどうしても寝付けなくて、2人でリビングに向かった

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