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大雨 （後編） ページ7
何時間経っただろうか。
涙は枯れたが、外の大雨は変わらない。
いい加減に晴れてもいいだろうと、カーテンを開け、外の様子を見た。
庭の噴水も隠れている。
噴水の傍に、びしょ濡れのあいつの姿があった。
俺は部屋を飛び出して、ジョースター邸を飛び出して、あいつの元へ向かった。
また溢れ出る涙なんて気にしたくもなかった。
「ジョジョ！」
俺もあいつもびしょ濡れで抱き合った。
冷たいはずなのに暖かい。
「ディオ・・・。」
「ジョジョ、すまない！ジョジョ、好きだ！愛してる！」
人を愛するのはこんなに難しいものだとわかった。
唇に触れる暖かい感じがとても嬉しかった。
終わり
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作者名：ニッポー | 作者ホームページ：http://ｍｂ./-crb/158.html#S172
作成日時：2013年12月21日 17時
