悪戯させて下さいな。【文豪ストレイドッグス】【反応集】

▼ペットボトルの蓋、開けられない ページ45

「開けて欲しいです…」
ペットボトルの蓋が開けれない貴方にそうお願いされた文豪。
無味 様リクエスト。

❀中島 敦
「よっ…と、よし！どうぞ」

周りと比べたら非力に見える彼ですが、彼も男の子です。
貴方が苦戦していたペットボトルを軽々と開け、貴方に渡してくれます。
「ペットボトルに負けるだなんて…」と、貴方が冗談を言いながら受け取れば、彼は少しぽかん、とした後に笑ってくれます。

「あははっ！じゃあ僕はAちゃんの仇を討ち取ったぞー！」


❀太宰 治
「Aちゃん…それ、開けたら何かしてくれるのかな？」

ニコニコと貴方の答えを待つ彼は貴方に意地悪がしたいみたい。意地悪には意地悪で返してあげましょう。
「開けてくれたら考えるよ」と貴方が言えば、彼は「そっか…」なんて言って簡単に開けてくれました。

「ほら、ご褒美は…って、一寸(ちょっと)、Aちゃん？」

彼の貴方をわしゃわしゃと撫でて、「偉いねぇ」なんて言えば、彼は「やめて給えー！」と言い出します…


❀国木田 独歩
「ほれ、そんな非力で如何する」

彼は簡単に蓋を開けると、貴方にそんなことを言います。
非力ではありますが、貴方だって戦えますから、「本番に強いタイプなの！」と言えば、彼はくすっと笑います。
笑った？なんて弄れば、彼は「笑ってない！」と……。

「本番もクソもないだろう」

仰る通りです……。


❀江戸川 乱歩
「えーっ、Aが開けられないんなら、」

僕も開けれないよ、なんて言いかける彼ですが、彼が手を掛けて少し回せば簡単に開きます。
其れを見て、彼は貴方をじとーっと見つめます。

「Aは僕が守らないとね…」

改めて貴方の非力さを確認した彼です。ちゃんと戦えますって一応言っておきましょう。


❀与謝野 晶子
「ふふ、コツがあるんだよ」

彼女は貴方からペットボトルを受け取ると、開け方のコツを簡単に説明しながら開けてくれます。
ただの優しさ…にも、見えますが、本当は貴方に頼られるのが嬉しいみたいですよ。

「次困ったら、妾に言うんだよ」


❀福沢 諭吉
「あ」

ペットボトルなんて彼は中々扱いませんから、力の加減を間違えて握り潰してしまいました。
うーん、如何しましょうか……。
状況が分からなくて困惑しながらも、凄く申し訳なさそうな顔をしています。

「…その、すまない、A……」

次から同じことがないように、彼は週に1、2回程ペットボトルを開けて飲んでるみたいですよ。

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