悪戯させて下さいな。【文豪ストレイドッグス】【反応集】

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暗め注意

❀芥川 龍之介
「僕(やつがれ)は、夢の中でも御前一人さえ満足に守れぬのだ…ッ！」

そう言って彼は何度も床を拳で殴りつけます。
夢の中でさえ、貴方一人さえ、そう考えれば考えるほど、彼は自分の未熟さに打ちひしがれている様子。
貴方が慌ててそれを止めれば、彼は手を止めます。

「こんなの、太宰さんに捨てられて当然ではないか…」


❀中原 中也
「俺はAの隣にいていい存在じゃねェんだよ…」

自分の力が貴方を傷つけてしまうかもしれないことや、抑(そもそも)自身が人間ですらないことを、彼は酷く憎んでいます。
放っておいたら、いつかは彼から離れてしまうでしょう。
貴方を本当に好きだから故に。

「俺よか良い人間なんて、山ほどいるんじゃねぇのか…」


❀黒太宰
「Aに捨てられるのも、Aを捨て置くのも嫌だ…っ」

そう言いながら、彼は貴方の首に手を掛けます。
けれど、貴方の同意も無しに心中なんて…と、妙に冷静になり、遣る瀬無い思いから彼はぼろぼろと大粒の涙を流します。

「君のいる世界こそ、本気で価値があると思えたのに…君が笑顔で居られなくなるのはもっと嫌だよ…」


❀織田 作之助
「Aはやさしいな、凄く、優しいんだな」

貴方を柔らかく抱擁する彼のその声は、酷く掠れていました。
夢で何があったのか、貴方には知る由(よし)もありませんが、彼を慰めることは出来る筈です。
「大丈夫だよ」と言いながら、貴方は彼の背中をぽん、ぽん、と、軽く叩いてあげます。


❀エドガー・アラン・ポオ
「我儘が過ぎたのである」

貴方と出会えたことでも奇跡と思っていた彼。
貴方と恋人になって、その先の未来も傍に居たいと考えてるみたいです。
でも、それを彼は、自分の「我儘」だと思っているようですよ。
不安な彼に、ちゃんと「大好きだよ」と告げましょう。

「Aさんは、凄く…暖かいであるな……」

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