ARSの病系 短編小説 part８

◯食中毒(智)４◯ ページ32

潤side

��ガチャ...��
.

翔「あれ、まだトイレいるのかな...」

潤「かもね。」

.

.

会議室を片付け、２人で楽屋に戻ったものの部屋には誰もいなかった。

.

.

翔「俺、智くんのマネージャーに病院予約してもらうように伝えてくるわ。」

.

.

そう言って部屋を出て行ったから、俺はリーダーが少しでも楽になれるように部屋を温めるように暖房をつけたり、飲み物を用意して待っていた。

.

��ガチャッ...��

.

雅「リーダー着いたよ。大丈夫だからね？」

.

.

楽屋に入って来たリーダーの顔色は真っ青で、両隣にいる相葉くんとニノに支えられていないと倒れるんじゃねえかってぐらいグッタリしていた。

.

.

潤「とりあえずソファーに横にさせよ。」

和「分かりました。
大野さん、ソファーに横になりますよ？」

智「(頷く)」

.

.

リーダーをソファーに横にさせ、毛布を掛けた。

.

��ガチャ...��

.

.

翔「あっ、みんな帰ってきたんだね。」

和「翔さんどこ行ってたんすか？」

翔「智くんのマネージャーに病院予約してもらうように伝えて来た。」

智「うぅ...」

.

.

翔さんとニノが話してる間も、ずっとリーダーは唸っていた。

.

.

雅「リーダー、トイレ？」

智「も...むり...」

翔「大丈夫大丈夫。起きるよ？」

.

.

翔さんがゆっくりリーダーの体を起こし、トイレに連れて行こうとするけど毛布を肩にかけたままのリーダー。

.

.

翔「毛布持っていくの？」

智「さ...むいの...。」

翔「分かった分かった。」

.

.

そう言うと、そのまま２人は楽屋を出て行った。

◯食中毒(智)５◯→←◯食中毒(智)３◯

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す