〇車酔い４〇 ページ29
雅紀side
俺の隣で凄く辛そうにしている和也。窓は開けてるんだけど、それでも気持ち悪さは無くならないみたい...。
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和「ま、しゃ...」
雅「ゲー出る？」
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そう聞くと、首を横に振った。
でも、和也の背中は何度も小さく波打ってるから、そろそろ限界だとは思う。
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智「雅紀、袋渡しとく。」
雅「ありがと。」
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助手席に座っていた智にいから袋を貰い、和也の口元に当てた。
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和「ふぇっ...グスッ、グスッ...」
雅「辛いなぁ...。」
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しばらく様子を見ていると、ついに和也が吐いてしまった。
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和「んっ...！うえっ...ゲホッゲホッ！」
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��パシャパシャ！��
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雅「大丈夫大丈夫...全部ゲーしようね...」
和「ゲホッゲホッゲホッ！...」
翔「雅紀ごめんな、すぐ近くのお店に車止めるから。」
雅「うん...」
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和也が吐いた事に気付いた翔にいは、近くのお店に止まり、にい２人は後部座席に来た。
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翔「和〜、全部ゲーしような〜」
智「そうそう、上手上手」
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こんな状況を目の前で見てると、俺まで気分が悪くなってきた。
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雅「うっ...」
智「雅紀？」
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俺の状態にいち早く気付いてくれた智にい。
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雅「ごめっ...気持ち悪い......」
智「助手席行こ。」
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智にいに連れられ、後部座席から助手席まで移動した。
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智「我慢しないで、スッキリさせな？」
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そう言って優しく背中を摩ってくれる智にい。そんなことされたら我慢なんて出来るはずなく...。
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雅「...！おえっ！ゲホッゲホッ！」
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��バシャバシャ！��
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雅「や、だ...ゲホッゲホッ...」
智「大丈夫大丈夫...」
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こんな俺を見て嫌な顔ひとつせずにずっと背中を摩り、声をかけてくれた智にい。
俺は、ただひたすら吐き気が治まるのを待つしかなかった。
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MOENA(プロフ) - 平成嵐Love∞さん» いえいえです！可愛い双子の様子が伝わってるなんて嬉しいです(*^^*) (2017年3月7日 9時) (
レス) id: 32d2968a2c (このIDを非表示/違反報告)
平成嵐Love∞(プロフ) - 実習期間中にリクエスト答えていただきありがとうございました！双子とても可愛かったです！ (2017年3月6日 23時) (レス) id: a969e23b7a (このIDを非表示/違反報告)
MOENA(プロフ) - Kyokaさん» こんにちは、リクエストありがとうございます！必ず書かせていただきますね(*^^*) (2017年3月6日 16時) (レス) id: 32d2968a2c (このIDを非表示/違反報告)
Kyoka(プロフ) - こんにちは、いつも楽しく読ませて頂いております。リクエストよろしいでしょうか？みんなでドライブしている時に、和くんが車酔いで戻してしまって、それを見た雅紀くんが貰って吐いてしまうのが見たいです！よろしくお願い致します！ (2017年3月6日 15時) (レス) id: 04b6321e26 (このIDを非表示/違反報告)
MOENA(プロフ) - 平成嵐Love∞さん» いえいえそんなに気にしないでください！リクエストは必ず書かせていただきますね(*^^*) (2017年2月13日 0時) (レス) id: 32d2968a2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MOENA | 作成日時：2016年11月11日 4時
