いち ページ1
江口side
今日は新しいアニメの収録がある
今回はキャストを教えられてないから早く来たんだけど
「しつれーします」
『あっ!初めまして!! 私、笠道Aと言います!今回はお相手役を努めさせていただきますっ!どうぞよろしくお願いします!!』
「え、、、あの、時の」
『??』
西山「パイセン?」
「あ、江口拓也です、よろしく」
『はいっ!』
Aと名乗るその子に見覚えがある
西山「ほんと、Aちゃん、すごいわー!17歳でデビューしてもうめっちゃ作品出てるし!写真集持ってる!笑」
『え!ほんとですか!めちゃくちゃ嬉しいです!』
そう、笠道A 今やこの業界で知らない人はいない人気声優
雑誌で見る時はあったけどAさんがデビューした時は僕も忙しくて色々見てられなかった
けど今回あって気づいた
Aさんはあの時あった*あの子*だ
あの時よりもっと大人びているけど…
西山「ーっい!」
「うわっ!なに!」
西山「パイセンなんか変ですよー?」
「そんな事ないよ笑」
『体調わるいんですか、、?』
「うんう、大丈夫」
入野「ばかは風邪ひかないから大丈夫でしょ」
「ねぇぇぇえぇぇえ!」
『あっ!自由さん!』
入野「あ、Aじゃん!久しぶりだね」
『はい!!今回自由さんと一緒嬉しいです!!』
入野「俺も嬉しい笑」
西山「パイセンすごい顔してますよ」
「え、っ!」
こうたろうの言葉でやっと気づいた
Aさんは僕のことなんて見てなくて見ていたのは自由くんの事だった
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作者名:ひより | 作成日時:2021年9月10日 19時