紫色の妹は、まさかのあの人【stm】

24話 ページ29

さとみside

少したち、警察がもう1人の警察を連れてきて戻ってきた

恐らく、上司だろう。


警察「警部！こちらです！」

警部「えー、皆さん、おまたせしました。警部を務めさせていただいてます、栗花落(つゆり)と申します。」


つゆり、、、？


珍しいな、、。


ななもり「あっ、栗花落さん！お久しぶりです！警部になられたんですね！」

警部「はい。お二人とお二人の御家族様のおかげで。認めてもらい、警部になれました。」

「え〜！あの時の〜！」

ななもり「いえ、こちらとしてでも理解頂けたこと嬉しかったので」


知り合い？？


ジェル「えっ、なーくん、この人、知り合い？？」


ななもり「うん！栗花落さんは、前の時に話を聞いてくれた人で、すぐ理解してくれたんだ！」

ころん「前の時って？？」

さとみ「さっき言ってた、Aちゃんが中学の時にストーカーの被害に合って、返り討ちにしたやつ？」

ななもり「うん！」


ひょえ〜

まあ、確かに女の子がそれも中学生の。そのような子がストーカーを返り討ちにするって前代未聞だし、普通は受け入れないよな、、

いや、受け入れられないよな、、


莉犬「えっと、、栗花落警部？はどうして、理解、、？というか、受け入れられたんですか？」

るぅと「確かに！普通は信じ難いよね、、」

警部「ああ、その時、私にも息子がいて、実はおなじ中学だったんですね。」

「そうそう！つゆりゅう先輩！私中学の時部活が柔道でね、つゆりゅう先輩も同じで、よく話してたよ〜」


つゆりゅう・・・？

確か、中学の柔道で活躍していて、今も活躍してる名前だよな、、

異名か、、

梅雨竜、、確か、栗花落悠宇だっけかな


警部「Aちゃんに覚えてもらってたら、悠宇も喜ぶよ。Aちゃんが入った時、女の子が入ったって騒いでて、その子と戦ったけど負けたって。悠宇はAちゃん以外に負けたことが無かったから、相当悔しくて、いつか勝つって感じで今も続けてるよ」

ななもり「そうなんですね。」

「今、私がつゆりゅう先輩と戦っても、負けちゃうよ〜」


るぅと「つゆりゅうって異名だよね？」

莉犬「えっじゃあ今も大活躍の柔道の選手梅雨竜？」

ころん「栗花落悠宇、、、ああー、繋げてつゆりゅうか」

ジェル「名前、、、かっこいいな！！！」


世界って、、、狭いな、、

てか、もっと驚けよこいつら

普通驚くだろ。何感心してるんだよ

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