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77.約束を結んで ページ34
貴方side
ー元々鬼から猫耳族になったんじゃねぇだろー
うるさい。うるさい。
だからなんだと言うんだ
知らない。知らない。
過去なんて知らない、知りたくもない
ズキズキと頭が痛んだ。
いやだ、思い出したくない
『あれ？さっきと違うとこだ』
エマside
それから砂漠に出たり
小さくなったりしてわかった
この空間は私たちの意志と繋がっている
時間を止めて巻き戻す
この方法をやってみたら会えた
＊＊＊に。
「ご褒美はね...-------がいい」
そう言われた時は驚いた
でも、これでやっと理想の世界に近づける
「ねぇAも約束するの？」
ｴﾏ
「えっ...？」
「さっきから聞いてるのバレバレだよ」
気がついたらAが後ろにいた
どうしよう...今約束を塗り替えられたら...
『あはは、うん。約束をしにきたのです』
ｴﾏ
「待ってAｯ！
Aも一緒に人間の世界に行こう？
ムジカの血があればもう人間を食べなくても
生きれる。だから一緒に生きよう」
『...ｯハハハハハハ!!』
私の言葉を聞くとキョトンとした
言葉を理解した瞬間に笑い出す
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作者名：SARUGU | 作成日時：2021年5月5日 11時
