ハウスの猫の子Ｎｏ．2 (ページ33)

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76.おかしな世界ページ33

レイside

扉の先にはハウスやモニター室
どれもなにかがおかしかった

ｴﾏ
「休憩しよ...」

Aは俺たちに構わず進んでいく
なぜか休憩の時は少し離れて座り俺たちを待った

缶詰を渡しても食べずに断られるけどな

ｴﾏ
「A、1つだけ聞いてもいい？」

『んー？どうしたのですかぁ？』

ｴﾏ
「なんで今私たちに攻撃しないの？

私たちだいぶ疲れてるしやりやすいはず」

『そんなの決まってるのです

私、美味しいものは最後に食べる派なのですよー』

ケラケラ笑うAにある疑問がわいた
元から鬼だったのか？

ﾚｲ
「なぁ、A」

『なぁに？』

ﾚｲ
「あくまで俺の予想だが

お前は元々鬼から猫耳族になったんじゃねぇだろ」

ピクッと一瞬動きが止まる
図星か？と思っていたらキッと睨まれた

『...それを知った所でなにをしたいのです？』

ﾚｲ
「否定しねぇって事はあってんだな？」

『さぁ？わからないのです』

じゃあ、ここからは別々行動で
と言って先に行ってしまった

ｴﾏ
「ねぇ、レイ。

私、ううん

私たちAの事もっと知らなきゃ」

そう言うエマは
少し嫌な予感がした。そんな顔をしていた