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68.あたたかい空気に包まれて ページ25
レイside
ライオンのあごに向かって2日で着いた
今日はここで休み次の日にまた出発だ。
ハヤトはボスに報告すると走って行ってしまった
化け物並の速さだな
それは置いといて少し気になる事がある
最近、あの遺跡に行ってからだろうか
Aの様子がおかしい。
夜中に起きたらAがいなかった
でも、かすかに歌が聞こえた。
『♪。.:＊・゜♪。.:＊・゜♪。.:＊・゜...あっレイ
どうしたのですか？』
ﾚｲ
「なんか寝れねぇだけだ」
少し離れた木の根元に腰をかけ歌っていたAを
見つけ隣に座る
ﾚｲ
「お前いつも夜中歌ってんの？」
『たまーになのです』
ﾚｲ
「ふーん」
『レイ？』
Aの肩にポスッと頭を乗せてみる
眠くなってきた
ﾚｲ
「...もう少し歌ってくんない？」
『レイ、ここで寝る気なのですねぇ
いいのです！歌うのです！』
ﾚｲ
「うるせぇ.....。ありがとな」
ゆっくりと綺麗な歌とほのかな温もりが
2人を包んだ。
翌朝、一緒に寝てるレイとAを他の子たちが
微笑ましく見てたのは内緒
--------ｷﾘﾄﾘ線--------
暗い話が続くと辛い。(作者が)
ごめんね！猫ちゃん！！
作者胸痛くなり始めてるよ！？
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作者名：SARUGU | 作成日時：2021年5月5日 11時
