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56.交わるべきじゃない線 ページ13
貴方side
??
「おや、人間の次は猫耳族かい？」
色々な光景を見ていた。
気がついたら子供のような鬼がいた
??
「猫耳族は絶滅をしたよね。今は君だけだ
もしかして人間と手を組んでるのかい？」
『あなたは誰？』
??
「君はいづれ彼らを傷つける事になるよ
そして彼らは君にとって敵になる
人間と猫耳族。一生交わるべきじゃない存在だ」
交わるべきじゃない...か
確かにそうかもしれないけど
??
「少しだけ見せてあげよう
君の種族の記憶を」
エマside
遺跡が目の形になっている事
竜。＊＊＊に会ったこと
全てを話した
ｴﾏ
「そういえばAは...？A...？」
私たちに背を向け地面に座り込んで
下を向いていたAに喋りかける
ｳﾞｧｲｵﾚｯﾄ
「A！しっかりしろ！」
Aに近づいてみると
顔から血の気が引きかすかに震えていた
慌ててヴァイオレットが揺さぶる
『あっ、...ヴァイオ、レット』
ｻﾞｯｸ
「大丈夫か？顔色がすごく悪いぞ」
『大丈夫、なのです』
ふらりと立ち上がりそう言うものの
手はやっぱり震えていた
ｷﾞﾙﾀﾞ
「A...」
ﾄﾞﾝ
「大丈夫なのか？」
『へーき、なのですよ
あっ、』
私とレイの方を向きまた後ろを向いた
なにか言いたそうにしているのは気のせいだろうか
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作者名：SARUGU | 作成日時：2021年5月5日 11時
