【krsh『冬空』【玲】 ページ4
kr視点
はぁぁと息を吐く、口から白い息が漏れた
冬の夜空は空気が澄んでおり星が光酷く綺麗だった
それが何故か俺には憎くて憎くてしょうがなかった
kr「去年の冬はあいつと2人で歩いてたんだけどな」
去年はシャークんと2人で並んでこの夜空の下を歩いていた、2人の口から白い息が止まらないくらい、くだらない話をしながら歩いていた
kr「今年も、一緒に歩けるって思ってたんだけどな」
独り言をぽつり、ぽつりと吐いていく
kr「さむっ」
そう言って俺は自分のポケットに手を雑に入れた
(『』で示しているのは過去の話です)
sh『いやマジで寒い』
kr『だから手袋とかして来なよっていったじゃんおれ』
sh『すぐそこのコンビニまでだし、大丈夫だと思ったんだって』
俺は自分が付けていた手袋を外し、寒いと言って手を擦り合わせてるシャークんの手を取り自分のポケットに入れた
sh『は？きりやん？』
kr『こうすれば寒くないでしょ』
sh『男同士でとか俺ら悲しすぎるだろw』
そんな風に笑ってたシャークんの耳が赤かった事を俺は知ってた
sh『まぁ、でもどうしてもっていうなら繋いでても良いよ』
kr『強がりだなぁ』
うるせぇと彼は笑っていた
そんな彼の笑顔が俺は好きだった
kr「あー嫌な事思い出したわ」
俺はシャークんが好きだった
他の人とは違う距離感に甘えていたのかもしれない、きっとシャークんは俺から離れていかないって
ここまでくればわかるだろ？
kr「.,..っ、なんで俺じゃないんだよ」
kr「なんでbroooockなんだよ」
kr「俺の方がお前のこと好きだったし、あいつなんかよりずっとお前を愛してた」
そう、シャークんはbroooockに告白されあれま、めでたく付き合い始めた
俺の恋はあいつに伝わらずに呆気なく終わりを迎えた
kr「もう無理ってわかってんのに、まだ好きとか女々しいんだよ俺」
何もかも遅すぎた彼の隣にはもう俺はいない
あいつを暖めるのは寄り添うのは俺じゃない
わかってる
kr「そんなことわかってんだよ！！」
kr「それでも俺は好きなんだよ、お前が」
指先が冷えて感覚が薄れていく
kr「今年の冬は寒い、1人でいるのは寒すぎる」
だから
kr「俺の隣にきてほしい」
1人分しか出ない白い息にやけに嫌気が指して俺は空を見上げた
冬空はあまりにも綺麗で、余計俺の心がどす黒く映った
きらり、きらり
この光は冬空の星？
それとも
俺の頬を伝う水？
三番手を務めました玲です
次の方のお題は「花言葉」です
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はる氏 - ぶどう組うまぁ… スマイルが真っ赤になるの見てみたいなあ( (2019年3月3日 15時) (
レス) id: 761fba58a0 (このIDを非表示/違反報告)
はる氏 - 笑顔さんのズッ友、二人ともかわいかったです… とのさんの暴力組はいたずらっ子なぶるーくと花弁付いてるシャークんがかわいかったです…(全員かわいい (2019年2月22日 23時) (レス) id: 761fba58a0 (このIDを非表示/違反報告)
はる氏 - 新雪さんのズッ友…思わず泣いてしまいました…(涙脆い) 片想い辛いなあ… きんときとうまくやってくんだぞなかむ( (2019年2月6日 22時) (レス) id: 761fba58a0 (このIDを非表示/違反報告)
はる氏 - ズッ友…ちょっと切ない感じだけどほわほわした感じで好きです(？ (2019年1月23日 15時) (レス) id: 761fba58a0 (このIDを非表示/違反報告)
Pyxis▽(プロフ) - はる氏さん» smknの花言葉を書かせて頂きましたPyxis▽です。お褒めのお言葉ありがとうございます!話しが上手く纏められなくて少々悩んでましたが、楽しんで読んでいただけたなら幸いです! (2019年1月20日 15時) (レス) id: 31bf77d4ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コラボ x他4人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ed5a6267411/
作成日時：2019年1月12日 20時
