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0時を回り、そろそろ帰らないといけない時間。
嫌われてるし、怒られるし、目が合うとキモいって言われるのに、何故か門限は25時って言われた。
「あ、私そろそろ帰らないと…」
YT「え…もう？」
TY「ユタ、わがまま言ったらダメだよ」
YT「…うん。せやな…って言っても俺酒飲んでもうたし、誰か飲んでないやつおる？」
TL「僕飲んでないよ！」
YT「あ、じゃあヒョン運転お願いしてもいい？」
TL「もちろん！」
すぐにテイルさんが車を持ってきてくれて、名残惜しいけど、みんなにお別れをする。
LC「ゆらチャン！また、あそびましょう！」
TY「気をつけて帰ってね。」
HC「また遊ぼうね！！」
「うん！ありがとう！！」
RJ「あ、待って！！」
玄関を開けようとすると、ロンジュンくんとジェノくんが走ってきた。
JN「はいっ！メリークリスマス！！」
「え……」
手にのったのは、高級ブランドの名前が書かれている小さな箱。
RJ「俺らからのプレゼント…」
JM「せーの！！」
00「メリークリスマス！！」
TY「ゆらちゃん、？どうした？」
テヨンオッパに言われて気づいたんだ。自分が泣いてることに
「あ…ごめんなさい！」
YT「それだけ嬉しかってんよな笑笑」
「うん！クリスマスプレゼントなんて、はじめて貰ったから…」
YH「そっか…これからは俺らが沢山プレゼントするからね。まってて！笑」
「ありがとう！笑」
車に乗った後、悠太くんが「お父さんとかに貰わんかったん？」って聞いてきた
「あ〜話してなかったっけ笑 私、孤児院で育ったの。」
そういうと罰の悪そうな顔をする悠太くん。
……この顔が世界一苦手。人と違うことを証明されてるみたい。
「そんな顔しないでよ。孤児院だからって可哀想なんて思わないで。」
YT「そんなこと思ってないで。」
ただ、この人だけは違うみたいで、
YT「沢山愛をもらったからこんな可愛い子に育ったんだろうし、せやけど、ゆらのことやから年下の面倒ばっか見とったんやろ。自分のこと後回しにしとったんやろうなって。だからこんな甘え下手なんやろうな笑」
「そんなこと……」
確かに年下の面倒はよく見てた方だと思う。だけど、甘えるのは上手だ、と思う。
TL「着いたよ。」
「あ、ありがとうございます！それじゃあ、おやすみなさい。」
TL「おやすみ〜」
YT「おやすみ……ゆら、BTS先輩になんかされたら言うんやで。」
「え……」
すぐにドアを閉められ、返事は出来なかったけど……
「気づいてたんだ、」
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作者名：らー | 作成日時：2021年6月27日 15時
