吾輩は猫である、名前は---5 ページ6
｢…あ、そうだ…、そろそろアルスのメンバーにもクロの事紹介してしまいましょうか？
どうせ皆さん俺の部屋に屯しますしね…
報告は早い方がいいでしょう｣
｢？？？｣
｢？
あぁ、俺の大切な仲間に合わせてあげますよ、皆さん優しいので大丈夫です。
…あ、でも俺の言った事は内緒ですよ？ふふ、なんて…理解出来るわけないですよね。｣
僕お前の言ってる事分かるぞ！
｢にゃぁ！｣
｢…まさか俺の言う事分かってるんですかね。
なんて、、そんな訳ないですよね。ふふ｣
分かるだって！
なぁ！僕お前の言葉分かるぞ！
｢にゃぁ！にゃうにゃう！｣
｢こらこら、うるさいですよ？
しーっです。｣
うぅ…僕もこいつと同じ言葉喋れたら…
もっと気持ちとか伝えられるのに…
｢にゃぁ……｣ｼｮﾎﾞﾝ
｢よしよし、明日には皆に会えますからね。｣
なでなでは好きだけどそんな気分じゃないんだ
｢しゃぁ…っ｣
｢っ…、ほんとに…クロは…、、まぁ猫だから気まぐれなのは仕方ないですよね、なでなで嫌だったみたいですね、ごめんなさい？｣
そうじゃないのに、、
んんんん…もどかしいなぁ…！
--次の日--
｢くぁ…((ｱｸﾋﾞ))｣
ん？なんか体おかしいぞ…？
｢ん……くろぉ…おはよぅ……っっ！？｣
ん？僕の事そんなびっくりした顔で見てどうしたんだ？
｢なんだぁ？｣
｢なんだって……あなた…クロ、ですか？｣
｢くろにきまってるだろー！｣
｢で、です、、よね…｣
んん？なんかおかしいぞ？なんでこいつ僕の言葉理解してるんだ？
体も…ん！？毛が！ない！？
｢んにゃぁぁぁぁぁ？？？！！！！
毛が！毛がない！！！｣
｢いやいやいや…そこじゃないでしょう驚く所…
というか…そのままじゃ…その、、色々、、まずい…｣
｢んにゃ…なんだこれは！
この布着たくないぞ！｣
｢クロ…？｣(黒笑)
｢…………き、きる｣
｢いい子です｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
｢とりあえずクロ、気づいてないみたいですから、鏡みましょ？｣
｢かがみ？｣
………な、な、な、な、な、な、
｢なんじゃこれぇぇぇ!!!!!｣
僕、、僕、、、
｢これお前と一緒か？
これ！お前と一緒の体か？！｣
｢そ、そうですね…まぁ、俺にはこんな耳とか尻尾は生えてませんけど…だいたい一緒なんじゃないですか？｣
やった！これでやっとこいつとも話せる！
｢でも…いや、全然このままでいいんですけど、一応なんで人間の姿になったのか神社の人なら分かりますかね…聞きに行きましょうか。｣
続く (更新停止中)
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作者名：nora | 作成日時：2017年10月28日 3時
