あまやどり【アルスマグナ】 (ページ1)

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吾輩は猫である、名前は--- ページ1

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珍しく土砂降りの雨、、

あ、どうも、猫です。

名前はまだない。

｢にゃぁ｣

僕の鳴き声です。

人間の言葉は少し分かります。
良く、ここの神社の人が良くしてくれるんです。

あ、ちなみに珍しい猫叉です。

しかも真っ黒い猫叉

目は緑です。

多分性別はメスです。

…まぁ、僕の事はいいとして、

今日は神社の人がいません。

ちょっと久しぶりの雨でテンションが上がってしまいなうで泥だらけです。

まぁ、雨に打たれてるからちょっとだけ綺麗になったけど、、

今は雨宿り中です。

……ﾀｯﾀｯﾀｯ

ん？誰か来ました。
ここ、普段人間は来ないのに

｢ふぅ…

？おや、先客がいましたか……

あまやどり一緒にいいですか？｣

猫に話しかけるとかこの人大丈夫か←

｢…にゃぁ｣

とりあえず鳴いといた←

｢ふふ、ありがとうございます｣

にしても、白い人間。

僕と真逆だなぁ

｢……ん？
なんですか？…と言うかびしょびしょですね？
タオル、、、あった、
拭いてあげましょうか｣

んわ…、、

ん、ふわふわで気持ちぃ…

｢にゃぅ……｣ｺﾞﾛｺﾞﾛ

｢ふふ、気持ちいいですか？
おや……少し汚れていますね。
…首輪もしてないし…野良猫さんですか？｣

｢にゃぅ｣

とりあえず鳴いといた←

まぁ、野良って言うのは間違いない。

｢うち、来ます？
ご飯も用意しますよ？｣

んー…どうしようか…

なりゆきに任せてしまえ。

｢にゃぅ｣

とりあえず鳴いといた←

｢それは、、いえすと捉えていいんですかね…？
…まぁ、嫌なら逃げていくか。
じゃぁ移動しましょうか。｣

ひょいっと僕を抱き上げる

んー、人間は暖かい。