Latte (ページ24)

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陸「よーし、行こう！乗って乗って！」

陸さんがドアを開けてくれてみきちゃんと後部座席に乗り込んだ

運転席に陸さん、助手席に樹さん

後部座席に私とみきちゃん

車の中はいつもの陸さんが付けてる香水の匂いでいっぱいだった

凄く落ち着くいい匂い

樹「楽にくつろいで大丈夫ですよ」

陸「おい、これ俺の車」

陸「二人遠慮せず楽にしててね～」

『はい、笑』

二人で返事したものの楽にしててと言われても

出来るはずもなく、

みきちゃんと顔を見合わせてぶんぶん顔を振ってた

陸「皆シートベルトした？よし、出発！」

陸さんと樹さんは揃ってサングラスを掛けてたから

何だかほんとに芸能人様感で溢れてて言葉が出なかった

車がゆっくりと動き出し「音楽適当に流すね～」

と言って車内にはオシャンな音楽が流れてた

陸「必要なもの樹と買っといたから後は楽しむだけ！」

樹「買いすぎなんっすよね陸さん。まぁ陸さんのお財布だからいいんですけど」

「そんなに買ったんですか…笑」

陸「そんなにって言ってもだよ？後ろ見て！」

み「おおっ…笑」

いや、これはかなりですよ陸さん

傍から見たらガラクタにしか見えないくらい

これ言ったら陸さんぷりぷりしちゃうから言わないけど

陸「今日皆静かだね～しりとりでもする？」

樹「何歳なんっすか。二人も大学生ですよ」

み「お二人っていつもこんな感じなんですか？笑」

陸「そうだよ？」

初めましての人はそうなるわって納得した

だってなんかのコンビみたいにボケとツッコミが完璧なんだもん

樹「Aさん俺たちどう思います？」

「なんか兄弟っぽくて羨ましいなって思ってます(笑)」

陸「え、Aちゃん一人っ子？」

「はい」

陸「俺も！みきちゃんは？」

み「私はお兄ちゃんが居ます～笑」

こんな話を1時間くらいした

樹さんは女兄妹の中で育ったんだよ～とか

血液型とか誕生日の話、あと学校の話とか

小学生の子がしてそうな話だけど四人で話すと

自然と話が弾んだ

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