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一時的にすべてのライトが消える。
ステージ中央のバミリの位置に立つ。
?1「1999年 ハワイで迎えた嵐デビュー」
?2「2004年 祝う感情すら持てなかった嵐デビュー5周年」
?3「2009年 日本中に祝ってもらえた嵐デビュー10周年」
?4「2011年 音楽の力を信じることしかできなかった」
?1「2014年 第二の故郷で祝った嵐デビュー15周年」
?2「2019年 新たな挑戦をした嵐デビュー20周年」
?3「2020年 世界が病魔と戦う最中、無力さを知った」
?4「2022年 一人では何もできない自分に腹がたった」
?0「でも僕らは成長をやめなかったよね。
そしてまだまだ成長していきたいって思ってる。
僕らは無力だからこそ頑張んなきゃいけないんだ。」
大好きだけど今は聞きたくない声が俺の耳にこだました。
意図せず左目から流れ落ちる涙。
泣いてることを隠したくてしゃがみ込んだ。
和「なんやってくれてんだよ。
ジャにのの24時間だっつーの。
ずっと会うの我慢してたんだから。
アンタ達に依存しないために。
俺、必死に近づかないようにしてたのに。
そっちから歩み寄ってくんじゃねぇよ。」
智「お疲れ〜にの」
雅「えーにのちゃん、まさか泣いてる？」
潤「泣くな。嵐の泣き虫は相葉さんとリーダーなんだから」
翔「ほら涙拭いて」
涙を受け止めてくれたのは潤くん。
頭を撫でてくれたのは相葉くん。
背中をなでてくれたのはリーダーと翔くん。
あたたかすぎるその空間にまた涙が流れた。
俺の視界は涙と潤くんの胸で無くなった。。。
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@uratuku.arato
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作者名：新杜 | 作成日時：2022年7月11日 13時
