私と彼の秘密 (ページ16)

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深澤｢やっほ、おまたせふるちゃん｣

『あ、部活お疲れ様です。辰哉先輩』

ってあんなに好きだった辰哉先輩との時間がくっそきまづい

深澤｢ごめん、ふるちゃん、ほんとにごめんなさい｣

『いや、全然謝らないでください。もう終わった事だし、先輩が本気じゃないのも分かってたし、私に付き合ってくれて嬉しかったです。ありがとうございました、楽しかったです。篠山先輩とお幸せに』

って泣きそう

深澤｢ちょっと待って、別れないよ、別れるみたいになってるけど、ふるちゃんが別れたいと思ってるなら別れるけど｣

『え？別れ話するんじゃないんですか？』

深澤｢そんなの1ミリもする気ないよ、だから、長くなるけど俺の話聞いて欲しい｣

って、え！別れないって！嬉しい！もうなんも話さなくていいから！って言いたいけど心を鬼にして聴きます。

深澤｢あのね、俺ふるちゃんと付き合った日から、本気だよ今でもずっと。だから全部の関係終わらせて、本気って知って欲しくて、篠山ともそういう関係だったから、終わらせようと思って会ったらキスで最後にするからって言われてキスしてしまった｣

それでも断らないとだよね、そんな俺だから別れたかったら振ってくれていいよって

でも、

『それは、私のためのキスですよね？』