壊れかけの世界2人の賢者！？ (ページ27)

今日:2 hit、昨日:8 hit、合計:31,015 hit

23 ページ27

_______________

シャイロ：彼らを従えることができるのは、魔力の
　強さから言ってもオズくらいでしょう

ブラッド：おまえらはどうなんだよ、じじいども

スノウ：ほっほっほ、我ら隠居の身じゃからのう

ホワイト：年寄りは荒型から引退じゃて

ブラッド：都合のいい時だけじじいぶりやがって･････

オズさんはそんなに力が強いんだ･････そうだよね･････ファウストさんを助けたんだもん･････
それにしても･････

私はゆっくりと室内を見渡した、状況が落ち着いてた途端、考えないようにしていた不安が押し寄せてくる

晶：(俺は一体何を見ているんだ？もう、撮影なんて
　思えない、夢を見ているのも違う)いて･････っ

かえで：え？！お兄ちゃんなにやってんの？

お兄ちゃんは自分の頬を叩いたのだ

まぁ、わからなくもないけど･････私もやろうとしてたけど･････

ヒース：賢者様！？

ブラッド：なんで、てめえで、てめえの面はたいた！？

晶：･････やっぱり夢じゃない･････

夢じゃないよね･････うん、これが現実、私･････もう帰れ無いのかな･････

スノウ：前の賢者は頬をつねっておったのう

晶：前の賢者･････？

ホワイト：そうじゃ、そなたたちが来る前に
　おった賢者じゃ

かえで：私たちの前にも賢者がいたんですか？

スノウ：いいものを見せてやろう

ホワイト：我らについてくるといい

かえで：･････でも･････

スノウ：怯えずとも良い、そら、そなたの手を握って
　やろう

ホワイト：心細いじゃろうからの

かえで：あ、ありがとうございます

スノウとホワイトに私とお兄ちゃんは手を引かれ、部屋から連れ出された

_______________