壊れかけの世界2人の賢者！？ (ページ13)

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カインさんに手を伸ばされても、彼の手を取っていいか迷って、視線をさまよわせる

い、いきましょうってどこに？この人達はなんなの？
ここはどこ？

晶：(ここがどこか、全く分からん、ついていって
　大丈夫なのか、かえでもいるしもしもの事が
　あったら･････)

一瞬、浮かんだ私たちにの不安を見逃さにカインさんが足を止める、彼はくたびれた様子も見せずに、優しく真撃に頷いた

カイン：あぁ･････悪かった、賢者様達は異界から
　やってくるんだよな、じゃあ、あんたらは
　何も知らないわけだ、しかも今回はなぜか
　賢者様が2人もいるし･････
　なにも、知らないのについて来いって
　言われても、怖いよな･････えぇっと･････

賢者が2人しかも何故かって言ってる、他の人も驚いてるし･････

私がそう思っていると

シャイロ：カイン、この世界や賢者の役名ついて
　話している暇はありませんよ

カイン：わかってる、だが、何も知らない相手を
　連れ去るのは騎士の仕事じゃない

カインは少し考え込んだから真っ直ぐに私達を見た

カイン：晶、かえで、単純な説明をしよう、
　俺たちはあんたらの力が必要だ
　なんでかって言うと、俺たちがボロ負けした
　からだ、毎年簡単に勝っていた勝負に
　大負けした、油断したつもりも、手を抜いた
　わけでもない、ひげのじいさんは、俺たちが
　いい加減に仕事をしたと思って怒っている
　だが、そうじゃない、なんだかわからないまま
　俺たちは負けて、仲間を半分失った
　もう、何も失いたくない････
　だから、力を貸して欲しいもちろん、
　それは俺たちのわがままだ
　この世界はあんたらの世界じゃない
　あんたたちには断る権利もあるし
　これは誰かぎ責めることじゃない、
　だけど、俺たちは････
　どうしてもあんたらの力が必要だ
　あんたらが一緒に来てくれ
　力を貸してくれるならなんだってしよう
　俺が示せる勇気と誠意を見せよう
　この身で返せるだけの感謝と礼を示そう
　この誓いに形はないが、どうか、頼む
　俺たちを信じて、俺たちに力を
　貸してくれないか

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