猫系幼なじみ 。 （ Fuga Onishi ）

# 22 ページ22

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「……っていうことがあった」





その夜友達にまた電話した。





千紗「大西くん絶対Aのこと好きやって」

「それはないって。だって無意識って言われたんやし、風雅にとっては当たり前やったんやで？」

千紗「いや〜そんなことないと思うけどな」








LINEっ🎶

志菜私も通話入るわー




「あ、志菜も入るって」




志菜っていうのは、拓哉の幼なじみの子。


元々うちらは、千紗と私と志菜と、もう1人の4人組で仲良くしてたんやけどもう一人の子は看護学生でなかなか忙しくてほとんど連絡も取れてない。





「志菜久しぶり〜」

志菜「おん！久しぶり！なんの話ししてたん？」

千紗「それがな〜Aが大西くんに……」




まだ許可してないのに勝手にツラツラ話し出す千紗( ˘ᵕ˘ )💢





志菜「え、てかさ拓哉に昨日あってんけど」

「うん？」

志菜「風雅、Aのこと好きって言ってたで」

「…………え、あ、え」









サラッとドでかいのかましてくるのが志菜やねん😔






志菜「いや、好きとは言ってなかったけど、そういうニュアンスっぽいこと言ってた」

「ニュアンス……」

千紗「詳しく聞かせて😄」






志菜曰く、拓哉が、「ふうさんとA海遊館デート行ったらしい」という話をしてきて、



その話の流れで、「ふうさんいつ告るんやろな〜😃」って言ってたらしい。







「え、まってそれ私みた」

志菜「え見たって何？WWW」

「ちゃうねん、たまたま風雅の携帯で一緒に見てたら拓哉からLINE来て、告ったん？！って来てた」

千紗「え、それで大西くんは？」

「なんか、焦って見えへんようにしてたけど」

志菜「うわもう確定やん。おめでとうございます。」

「分からへんやんそんなんな……」









「てかさ拓哉の彼女って誰なん？」

千紗「え？あ、志菜言ってなかったん？」

「え？なに？」

志菜「あーAには言ってないわ、てか風雅から聞いてるかと」

「え聞いてない、何。」

千紗「拓哉の彼女、志菜やで」

「えっ……………………」








え、、、えーーーーーーーーーーー！！！！！！









いや確かに、拓哉が志菜のこと好きやったのは知ってるけど……





志菜「すいません。お先に」

「裏切りやん」

千紗「ほんまそれ、でもそろそろAにも裏切られそうで怖いわ」

「なんやねんそれ」



なんで拓哉教えてくれんかったん！！！



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