猫系幼なじみ 。 （ Fuga Onishi ）

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やっぱり、最近はどうも風雅が気になって仕方がない。






今までは頻繁にスマホを見たりすることは無かったけど最近はLINEきてないかなとか、風雅ストーリー載せてないかなとか



風雅の行動が気になる。






今まではぜーんぶ、知ってたのに。






最近はちょくちょく連絡とって、会ったりしてるけど



私と会ってない日はなにしてるんかな？バイトかな？





バイトではどんなことしてるんかな〜…とか。






なんか、こんなこと考えてる自分に恥ずかしくなって一気に顔が火照った。






「あーやめよやめよ、」





でも頭の中は風雅でいっぱい。




気を紛らわそうとしてスマホを見てもどうしてもLINE来てないか確認しちゃう。






こういう時、誰かに話さないと気がすまなくて、高校の時の友達に電話をかけた。



千紗「んー？どしたん？急に！」

「あのさ、聞いて欲しいんやけど…」







私の気持ちとか、考えてること、何となく友達に伝えた。





千紗「え、Aって大西くんのこと好きちゃうん？」

「え」

千紗「てっきり高校の時から好きなんかな〜って思ってたんやけど…」

「え、え、え、…………」






や、、、、やっぱりそう見えてたんかな、、、、







でも高校生の時は風雅のことは好きじゃなかったのは確か。





もちろん信頼出来るいちばん大切な友達だったけど、、、、






千紗「じゃあ、Aは大西くんのこと好きになったんや！おめでと〜！！！」

「いやおめでとうちゃうねん……」







もしも私が本当に風雅を、友達としてじゃなくて、なんていうか……こう…………付き合いたいとか、、思ってしまったら、、








私が言わなければ済んだことを言ってしまったら、もう幼なじみという今の関係は崩壊してしまうかもしれないし、、、





そう考えると、幼なじみって奥が深いんやなあ…🥺





千紗「いいやん！大西くん、Aにだけ優しいし、イケメンでモテてたし！めっちゃええやん！お似合いお似合い！」

「いやまだ付き合ってないねん」

千紗「そんなん、元々付き合ってるようなもんやろ！！笑」

「ちゃうもん、幼なじみやもん、ただの……」





……ただの、幼なじみではないかも。








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