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⋯
1時間爆睡した。
普通に体が疲れてたんだと思う。
先生「相田さん、もう大丈夫かな？」
「はい、ホントすみません……」
先生「全然。また体調悪いな〜って感じたらいつでもおいでね」
「はい、すみません」
キーンコーンカーンコーン
有岡「A！大丈夫か！！」
「大丈夫！ありがとう」
有岡「よかった〜…先生もありがとうございました」
先生「全然！相田さんの体調のこと気にしといてあげてね」
有岡「了解です！」
保健室の先生初めてあったけどいい人だったな。
有岡「大丈夫？」
「うん、もう大丈夫」
有岡「ごめんな、俺も気づけなくて」
「私も自分で気づいてなかったから大丈夫」
何年か前は病院に通ってたけど最近は貧血とかも起こさなかったからなぁ。
有岡「最近ちゃんと寝てる？」
「寝てるよ、でも昨日はちょっと課題やってて」
有岡「あんま無理すんなよ、体弱いんだから」
なんか、改めて私って大貴がいないとほんとにダメだなって思っちゃった。
「ありがとう、助けてくれて」
有岡「なんだよ急に、改まって笑」
「大貴がいなかったらどうなってたかわかんないじゃん」
有岡「たまたま俺が同じクラスだっただけだよ。別に、伊野ちゃんとかだっていたわけだし」
「でも私の体調のこととか先生に話してくれたでしょ」
有岡「おい、聞いてたのかよ笑」
「聞こえただけだもん」
でも大貴がいてほんと良かったな。
担任が教室まで帰ってくるのにも時間かかっただろうし、他の子が私の事運ぶことなんてしないだろうし。
「私の事どうやって運んだの？おんぶ？」
有岡「いや、……お姫様抱っこ」
「最悪、みんなに見られたでしょ」
有岡「別にいいだろ、みんな仲良いの知ってるんだし」
そっか、まあ所詮、ただの幼なじみだもんね。
⋯
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作者名：まなぽよ | 作成日時：2024年2月27日 0時
