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風雅「歯に海苔ついてるわ、おもろ笑」
「は！？どこ！？！」
朝からゲラゲラ私のことをバカにしてくるこの男は
私の幼なじみで、私のおうちのお隣さんである大西風雅。
もう物心ついた頃からはずっと仲良しで
小中高とずっと一緒やった。
さすがに大学は離れたけど。笑
大学生になって金髪に染めたみたいやけど
私は黒髪が好きやったで。まあ金髪も好きやけどな。
あ、言い忘れてたけど一応彼は私の想い人……
まあ俗に言う好きな人ってやつ。
この気持ちに気づいたのは中二くらいやったかな。
多分もっと前から好きやったけど、。
風雅「お前も1限からなん？」
「そうやねんー、寝坊して」
風雅「花の女子大生にはまだまだ程遠いですねー」
「うるさ、金髪で大学デビュー失敗したやつに言われたないんやけど？」
風雅「うっさ。置いてくで」
多分大学デビューは失敗してない、。
大学でも友達できたっぽいし、、女の子の友達
できとったら嫌やなとか思ったけど。
「あ、じゃあ私はここで」
風雅「なあ、今日夜なんかある？」
「なんで？ないけど」
風雅「俺今日バイトないから」
「うん、で？？？？」
風雅「あーもうほんまむかつく！迎えいくから待ってろってこと！！！！！」
「声でっか笑笑大学まで来るん？」
風雅「行くって言うてるやろ、」
たまに優しい。だから抜け出せられない私。
風雅「じゃあな、気をつけて」
「ばいばーい、風雅もがんばってね」
今日は頑張って授業受けられそう。
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作者名：pi | 作成日時：2023年1月8日 0時
