#うさぎさん系女子病短編 (ページ12)

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○ プロ根性 5 ページ12

Aside

とてつもない胃の不快感で目覚めた

いつの間にか寝てた私はまだ崇の上で

目を開けると目が合った

崇「起きた？ん？…吐く？」

崇の言葉に返す余裕もなく、楽屋から飛び出すようにトイレへ

そしてトイレで盛大に戻した

それに追い討ちをかけるようにお腹が下ってる

しばらくかかったけど落ち着いたところで楽屋に戻る

智「大丈夫…じゃないよな」

流「…もうすぐ本番やけど頼れよ」

A「ん、ごめ…」

リストバンドがついてる腕をかばいながら着替える

実はリストバンドの下には点滴の針が刺さったまま

病院の先生は退院させる気はないらしくて

｢終わったらすぐに帰ってきてくださいね♡｣

と、すごい眼力で言われた

着替え終わって胃の気持ち悪さを隠すように神ちゃんの背中に張りつく

大「ちょっと腕見せてや」

ここまで来て隠す必要も無いかなぁなんて思って

リストバンドを外して見せた

望「っ、！」

大「おまっ、これ…」

マネ「点滴の針そのままだから俺が指示した」

淳「どういうことや？」

マネ「昨日、馬鹿みたいに吐いてて、病院行ったらウイルス性胃腸炎で入院になった。今は外出中」

照「…マジで言っとるん？」

A「うちが無理言ってんて」

智「そこまで無理せんでも…」

A「大丈夫やから…出させて、ください」

智「どうしてもダメになったら言うのが約束やからな？」

A「んっ…」