4.セクハラです。 ページ4
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「て言うか、さっきからAちゃんAちゃんって、初対面なのに下の名前で呼ぶってセクハラです。」
零れそうになった涙を誤魔化すように大きく深呼吸をしながらそう言うと
「え！ダメだったの(笑)？つうか初対面じゃないし。」
ちょっとだけ不満気な顔をした櫻井先生が言う。
「え、初対面・・・ですよね？」
「違いますぅー。」
「うそ。お会いした事ありました？」
「ありますぅー。」
「て言うか、なんですかその喋り方。」
「て言うか、ホントに覚えてねーの？」
「・・・。」
「覚えてねーんだな(笑)」
そう言いながらもちょっとだけ可笑しそうに笑った先生だけど・・・
会ったこと・・・あったっけ？
「前にね、ちょっと忙しかった時に手伝って貰った事あるんだよ。」
「え？」
「裁判所に提出する書類がどうしても間に合いそうになくてさ。」
「はぁ。」
「所長に誰でもいいからって頼んだら凄い速さでものすっごい丁寧でわかり易い書類が上がってきたんだけどよく見たら名前がアレになってるじゃん。」
「アレ、ですか。」
「そうアレ(笑)まさかそんなハズねーだろって思って荒井んとこに行ってみたらスグに分かったよ。あ、この子が作ったんだなって。」
「この子？」
「そ。それがAちゃんね。」
そう言われてみれば・・・そんな事もあったような・・。
余りにも色んなことを押し付けられててどれがどの案件かなんてもうサッパリ覚えてないけど。
「それだけ、ですか？」
「ん？うん、まぁそれだけ・・つうか。」
「つうか？」
「や、忘れてるならいいよ。あ、ほらみんな来たよ。」
ガチャと勢いよく開いたドアからちょっとだけ年配の女性が２人入って来た。
「お早うございますー！翔ちゃん、区役所激込みだったよ！」
「おかげで疲れてモーニングしてきちゃった！」
はい、と数冊の書類を先生のデスクにぽんと置きながら私を見て
「あ！もしかして噂のAちゃん？今日からだったかー！」
「さくらちゃん今日はちゃんと定時に来た？Aちゃん大丈夫だった？」
ぽんぽんとそう言いながらも どうぞよろしくね。とにこっと笑ってくれた。
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えこる(プロフ) - 米(ヨネ)さん» そして、いっぱい調子乗っちゃってくださいヽ(´▽`)ﾉどんなよねちゃんも先生は大好きだから、色んなよねちゃん見れてきっと大喜びよ(笑)またそのうちチェリーに登場してもらいたいな( ＾＾ ) (2019年4月19日 21時) (
レス) id: 010ac42581 (このIDを非表示/違反報告)
えこる(プロフ) - 米(ヨネ)さん» よねちゃん♪何度も読んで下さってありがとうございます！お星様、たくさん押して貰ったつもりでいるよ。目に見える物が全てじゃないからね。ちゃんと気持ち伝わってます。ありがとう(*´艸`) (2019年4月19日 21時) (レス) id: 010ac42581 (このIDを非表示/違反報告)
米(ヨネ)(プロフ) - (続き)もうホント最初っから私ってば愛されてたのね☆とか調子に乗ってみてもいいですか、ダメですか。ふざけてる先生も真面目な先生もカッコイイ先生も弱ってる先生も、もうとにかく何もかもが愛おしくて。相変わらずホワッと心あったかくなるお話で嬉しかったです。 (2019年4月18日 23時) (レス) id: c17294886d (このIDを非表示/違反報告)
米(ヨネ)(プロフ) - お星様が一回しか押せない事が納得できないんですが(唐突w)完結おめでとうございます！一度続きから読ませていただいてエンドしたけど最初から読み直して参りました☆愛しの翔ちゃんと素敵な恋愛させてくださって有難うございました！ぐふっ(続く) (2019年4月18日 23時) (レス) id: c17294886d (このIDを非表示/違反報告)
えこる(プロフ) - ともさん» ともさん♪無事完結しました〜！最後までお付き合いありがとうございましたm(_ _)m！ (2019年4月18日 7時) (レス) id: 010ac42581 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えこる
作成日時：2018年11月5日 23時
