一章 色欲の罪 十六話 ページ21
島に上陸した。ローと私。
ローから離れないようギリギリの距離を保つ。
「ここからは五つに別れろ！」
と指示をしているロー。
「薬草なら。私は詳しいわ。」
そう。私がとらわれる前は島は薬草で溢れていた。ローたちもそれが目当てで私がいた島に立ち寄ったのだろう。
だから薬草には詳しい。
「そうか。なら海月といっしょに薬草を集めてくれ。」
わかったとうなずいた。
「キャプテン！」
ベポがローをよんだ。
「どうしたベポ！」
「見たことない花があるよ。」
「見たことない花？」
ローがベポによっていた。私もついていくと紫の花があった。
紫の...花？
紫の花って色欲の花じゃない。触ったら...
さわろうとするローを、制止しようとしたら。すでに遅くローはもう触れていた。
「なんだ？この花？」
「ロー離れて！色欲の花よ！」
「色欲の花？なんだ？ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ」
色欲の花は色欲の悪魔、アスモデウスが能力で咲かせる花。触れるとたちまち花粉がつき、その花粉と蜜が合わさった香りは脳を麻痺させる。予想はしていた。この香りの毒牙は女にはきかないただ臭いだけ。
「なに？これ！」
「色欲の花の花粉と蜜が合わさった臭い。ひとの手が触れることによって。蜜溜めに花粉が入り込みこの悪臭を産み出す。聞いたことあるでしょ？？男を誘う香りの香水」
「聞いたことがある。私は嫌いな臭いだね。」
「あれの原液がこれです。しかも花粉が肺に入ると溜まり人体を蝕んでいきます。花粉の大きさは空気の粒子よりも小さく肺に入っても気付かないことがある。そして血液で全身にまわる。そして色欲の悪魔アスモデウスの虜になる。つまり悪魔の惚れ薬。」
クルーたちの体にどんどん薬が回っていく。
ローも同じく
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卍エシラ(プロフ) - 華玄さん» ありがとうございます！うち間違いですね。直しておきます。 (2016年1月31日 15時) (
レス) id: bb3a4f2928 (このIDを非表示/違反報告)
華玄(プロフ) - トラファフガー・ローとありますが、トラファルガーだと思います (2016年1月31日 14時) (レス) id: 9b904a1799 (このIDを非表示/違反報告)
卍エシラ(プロフ) - さきみょるさん» ありがとうございます！更新がんばります！ (2015年12月22日 17時) (レス) id: bb3a4f2928 (このIDを非表示/違反報告)
さきみょる - やっぱり、悪ノPさんの大罪シリーズなんですね！ ボク、あのシリーズが大好きなんで、これからも更新頑張ってください！！ (2015年12月22日 16時) (レス) id: e3cb835300 (このIDを非表示/違反報告)
卍エシラ(プロフ) - 名無しさん» よくわかりましたね。正解です！大罪の器とか話の内容とかは少し悪ノpの大罪シリーズもはあってます。サタンが銃を持ってるのや、ベルフェゴールの髪が緑色など、悪の大罪要素を少し取り入れました。気づいてくれて、感激です！ (2015年12月9日 15時) (レス) id: bb3a4f2928 (このIDを非表示/違反報告)
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