| ページ20
マサイ
「あれ、缶無くね?」
くじの入った缶が、周りのものに埋もれて
どこに行ったか分からなくなってしまったので
周りを片ずけることに。
モトキがガサガサと捨てるものをゴミ袋に
入れていると
隣から視線を感じる。
モトキ
「なに、Aー。」
A
『何でもないですよー…?』
モトキ
「何でも無いなら見つめないで下さーい。」
俺が彼女の方を向かないで淡々とゴミを収拾しながら言うと
Aは黙り込んで何も返してこない。
少し気になって彼女の方に顔を向けると、
照れくさそうな表情をして
A
『カッコイイので…
見とれちゃったみたい…です。』
……その顔とセリフはズルいでしょ。
顔をAから思い切り逸らす。
Aはどうしたの?と不思議そうな目で見つめる。
モトキ
「Aも…、
そんな事してないで片付け手伝って…。」
不思議がった表情をしながらもはーい、と返事を
して手伝う。
だが、酔いが回ってきているせいで動きが
ゆっくりでユラユラと不安定に揺れている。
その度に、モトキが優しく支えてあげる。
Aの柔らかく火照った身体が何度も当たる。
先程より身体が大きく揺れて、倒れ込みそうになる。
手を伸ばし、モトキが支えるとAが
モトキの方を見上げて
A
『近くで見ても、カッコイイです…。』
柔らかく微笑む。
ああああー…、もう無理だってーー。
何でこんなに可愛いの。
233人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
名無し184号(プロフ) - まなか*もきゅもきゅさん» ありがとうございます´`*次作も頑張ります! (2018年4月6日 20時) (レス) id: 245c03381e (このIDを非表示/違反報告)
まなか*もきゅもきゅ(プロフ) - とっても可愛いお話ばかりでいつも癒されてました(´∀`*) これからも応援してるんで頑張って下さい!! (2018年4月4日 23時) (レス) id: b45e1692d1 (このIDを非表示/違反報告)
名無し184号(プロフ) - タナタナさん» はい、大丈夫です!´`* (2018年4月2日 10時) (レス) id: 245c03381e (このIDを非表示/違反報告)
タナタナ - リクエストいいですか? (2018年4月2日 7時) (レス) id: d306e12ca7 (このIDを非表示/違反報告)
名無し184号(プロフ) - 3年2組コンソメ君さん» 感想ありがとうございます!喜んでいただけて幸いです´`* (2018年3月30日 18時) (レス) id: 245c03381e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:名無し184号 | 作成日時:2018年2月20日 8時