Fischer's 短編 2。

バレずに潜入ドッキリ(シルク) ページ8

どーも、Fischer'sのシルクです。
とボードを見せる。

Fischer'sのAです。
とボードを見せる。




小声でシルクが、

「今回は、ドッキリを仕掛けます！」

Aが小さく拍手する。


「仕掛け人は僕じゃなくて、Aで
ターゲットは兄クロードです。」


『久々の対面がドッキリと言うのが少し
虚しいです。』



そうだね、とシルクが声を抑えながら笑う。

「今回のドッキリなんですけど…、
僕が以前兄クロードに仕掛けたドッキリ
あるじゃないですか。

それをやってもらいます！」


『レベル別に仕掛けるものが変わるやつ
ですね…。』


「そうです！
何とも簡単で、わかりやすい。」


そうですね…。と頷くA


「ちなみに、状況も同じで兄貴は寝てます。」


『どうしましょう、技とか喰らって
しまったら…。』


「受け身の練習しとく？」


『回避できない設定なんですね。』

シルクが笑いながら大丈夫、大丈夫。
と言って


「さすがに、本気では仕留めてこないから。」

Aは不安で仕方ない、という顔をする。




「っていうか、この企画罰ゲームで
決まったんだよね。」


『そうなんですよ！
それで、ダーマくんが提案されて…。』

「絶対、面白くなるつってな。」

シルクが笑いながら語る。


『生きて帰ってこれなかったら遺言として…
ダーマくん許さないって伝えといて下さい。』


シルク爆笑。

「あははは…、えっとー。
まぁ、何かあったらすぐ戻って来るか、

これ、吹いて。」

シルクがホイッスルをAに渡す。


『何だか、本格的ですね。』

「防犯的な感じで。」

『ドッキリに防犯がいるって
意味分からないんですけど！』

と文句を言いながらもちゃんと着ける。



「一応、行く前に確認しとこ。
Lv1はサイレントダンスね。」

『…はい。これは、絶対成功できますよ！』

「おぉ…じゃあ、頑張って。
いってらっしゃい。」

『行ってきます！』

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