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|(兄クロード、シルク) ページ13

一方、

あいつ、遅くねぇか…?
出ていってから数十分経ってるけど。

何か手こずってるのか、そうじゃないとしたら…

Aの身に何かあったとか。


そう考えると落ち着けない。


いや、でも何かあったらって緊急事態用のホイッスルも持たせたし、首に下げさせたし…


大丈夫、大丈夫、と安心する、が




やっぱり遅くねぇか…とまた考え始める。
先程からそのループを繰り返している。


1度不安になってソワソワして、冷静になって落ち着かせて、そしてまたソワソワし出す


正直心臓に悪い、落ち着かなすぎて。









まさか、ホイッスルがバレて…
兄貴に破壊なんて事は…。


いやいやいや、バレるという事があるにしても破壊は無いだろう。









いくら何でも…と思いたいが以前、蛍光灯を粉々に粉砕した事を思い出した。



ゾッとして、勢いよく立ち上がり
これは行くべきじゃないか!?と考えた。

とりあえず、何か応戦できる武器を…と探そうと
していると


弱々しく、









ピィィーーー…。

とホイッスルが鳴った。





その音を聞くと一目散にAの所に走っていき扉を開けた。


すると、目に飛び込んできたのは兄貴の膝の上に相向かいに跨っているAの背中と

兄貴はそんなAの首に噛み付こうとしている所だった。


俺と兄貴の目が会い、
兄貴は俺の方を見て悪い顔で笑っている。









「表出ろぉぉ!ゴラァァァ!!」




シルクの怒号の叫びが家中に響いた。

|(続き)→←|(兄クロード 続き)



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名無し184号(プロフ) - まなか*もきゅもきゅさん» ありがとうございます´`*次作も頑張ります! (2018年4月6日 20時) (レス) id: 245c03381e (このIDを非表示/違反報告)
まなか*もきゅもきゅ(プロフ) - とっても可愛いお話ばかりでいつも癒されてました(´∀`*) これからも応援してるんで頑張って下さい!! (2018年4月4日 23時) (レス) id: b45e1692d1 (このIDを非表示/違反報告)
名無し184号(プロフ) - タナタナさん» はい、大丈夫です!´`* (2018年4月2日 10時) (レス) id: 245c03381e (このIDを非表示/違反報告)
タナタナ - リクエストいいですか? (2018年4月2日 7時) (レス) id: d306e12ca7 (このIDを非表示/違反報告)
名無し184号(プロフ) - 3年2組コンソメ君さん» 感想ありがとうございます!喜んでいただけて幸いです´`* (2018年3月30日 18時) (レス) id: 245c03381e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:名無し184号 | 作成日時:2018年2月20日 8時

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