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|(マサイ 続き) ページ26

Aが少し間を置いて、


『前者ですね…。』


「いや、絶対後者でしょ!






…顔、赤くなってんじゃん。」


俺がAの顔に触れる。
抵抗とか目線を逸らしたりするだろうな。と思っていたが、すんなりと受け入れられた。

マサイくんの手、気持ちいい。と聞く人が聞けば誤解されそうな発言をしながら

彼女の頬に触れている俺の手が離れないように
Aが両手で優しく固定してくる。


普段なら絶対しないAの行動の大胆さに
固まってしまう。


可愛いけどね!!




「Aちゃーん?

あなたかなり酔ってますねー。
普段ならこんな事しないじゃない。」


Aは俺の気持ちを露知らずに
嬉しそうに微笑んでいる。

そんな、幸せそうな顔してたら
なんも出来ねーよ。


やれやれとため息をつく。
今更だけど、Aが俺の服着てるって…

彼シャツじゃね?




なんだか、カップルみたいだな。と言い切る前に
Aが急に俺の手を解放して


バンザイをしながら



『シャンパン飲みましょう…!』

「マイペースか。」





今度は間違えないようにマサイが確認して、
お互いに注ぎあった。



「俺で最後の乾杯だな。」

『この後、皆さんで余ったもの
飲み合わないんですか…?』


「俺たちは飲み合うかもしれないけど…
Aはダメー。
これ以上、飲んだら危険だから。」


えー。と不服そうな表情を見せて
ぺけくんだって止められたことないのに…と
口を尖らせて呟く。


何か、Aがこどもみたいに拗ねてて可愛いな。
と一瞬思ったが、咳払いをして提案に出た。


「じゃあ、俺と飲んでる間、
潰れなかったらいいよ。」

Aの表情がさっきと打って変わって
嬉しそうに顔を輝かせる。

『頑張ります…!』



すごく自信ありげに喜んでるけど…
正直、Aが俺と今までの感じの流れで飲むのは厳しいと思ってる。

だから、提案したってのもあるし…。
Aには悪いけどね。


「じゃあ、いただきましょうか…。」

とマサイが言って乾杯して
シャンパンに口つける。


「甘さが控えめで 美味い!!」

『そうですね…!
炭酸もそこまでキツくなくて美味しいです。』

「香りが果実強めだよね。
スッキリしててレモンっぽい…」

『ですねー。
りんごの香りもする気がします!』


二人でシャンパンを絶賛する。
挑戦してみて良かった。とAが微笑む。




「お酒も入ったところで…
サイコロ振りますかー。」

|( 続き)→←|(マサイ)



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名無し184号(プロフ) - 太陽。さん» ありがとうございます´`*そう言っていただけると嬉しいです!続編の方も読んでいただけると幸いです´`* (2018年3月23日 18時) (レス) id: 245c03381e (このIDを非表示/違反報告)
太陽。(プロフ) - 3年2組コンソメ君さん» あの、あの、本当に最高すぎるのですが…!!!!!胸キュンが止まりません! (2018年3月22日 16時) (レス) id: 9cf1106f69 (このIDを非表示/違反報告)
名無し184号(プロフ) - 3年2組コンソメ君さん» ありがとうございます!´`* これからも書いていくので是非読んでいただけると嬉しいです! (2018年2月25日 19時) (レス) id: 245c03381e (このIDを非表示/違反報告)
3年2組コンソメ君 - モトキ君の愛してるゲームとかヤバい!死んじゃいます! (2018年2月25日 17時) (レス) id: 7ccad67cab (このIDを非表示/違反報告)
名無し184号(プロフ) - まなかさん» ほんとですか!ありがとうございます´`*以前もコメントして頂き非常に嬉しいです。頑張ります! (2018年2月19日 21時) (レス) id: 245c03381e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:名無し184号 | 作成日時:2018年2月8日 18時

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