始まり グレイ ページ2
ｸﾞﾚｲside
俺は、今現在ある悩みを抱えている。
…葛藤、とも言えるのだろうか。
『グレイ、筋肉すごいね？』
ｸﾞﾚｲ「っ、あんまベタベタすんな…！｣
自分の体をベタベタと触るコイツ＿A。
その小さい手で、男の体に容易く触れてくるAは天然にも程があるんじゃないか？
ﾄﾞｸﾝ
ﾄﾞｸﾝｯ
俺の真っ赤な顔と比例するように心臓は大きく脈を打ち始めた。
…バレたら、まずい。
『ねぇ、グレイはさ…好きな女の子とかいないの？』
”ジュビアとはどういう関係？”
ｸﾞﾚｲ「それは…！｣
好きな女はお前。
なんでそう、ハッキリ言えないのだろう。
こんなにも無神経に聞いてくるってことは…
ｸﾞﾚｲ「………脈無し、かよ｣
『え？なにが？』
思わず口に出してしまった言葉。
お互いの間に異様な雰囲気が流れ出す。
ｸﾞﾚｲ「………そーゆーお前は、好きなやついんのかよ…｣
心の内を悟られないように目を逸らしながら彼女に尋ねた。
期待なんて…別にしてねぇけどな。
『私の、好きな人………』
頬を赤く染め出すAに、思わずキュンとしてしまう。
やっぱり可愛いな なんて思ってしまったり。
『私、はね…………
グレイのことが………好きだよ？』
本当に小さな声でそう呟いたA。
一瞬、何が起こったのか理解が出来なかった。
ｸﾞﾚｲ「は、お前………まじで、か？｣
”ウソなんてつかないよ”
彼女の照れが伝染していくように、気付けば俺の頬も真っ赤になっていく。
次の瞬間、俺はAの華奢な体を強く抱きしめていた。
ｸﾞﾚｲ「お前、本当に…反則すぎんだろ？！
くそ…俺もお前の事が好きだ…！｣
『グレイ…！』
長年、言えなかった言葉。
やっと口に出すことが出来た。
”大好き、グレイ”
その微笑みを見るだけで、俺は。
ｸﾞﾚｲ「俺の一生をかけて…お前を幸せにしてやる｣
彼らの恋はまだ始まったばかり＿。
お酒も程々に バッカス 【リク】→←この感情に気付くのは。ナツ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
マリイ - はい (2018年9月18日 21時) (携帯から) (
レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
あつ。(プロフ) - マリイさん» 了解です！夢主がジャッカルを作った、ということでよろしいでしょうか？ (2018年9月18日 18時) (レス) id: c307005991 (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - もう１つリクエストで九鬼門のジャッカルが夢主が作った悪魔設定見たいです (2018年9月18日 16時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
ノワール - リクでミストガンでお願いします！ (2018年8月14日 18時) (レス) id: fb87ff1200 (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - リクエストでバッカスさんお願いします (2018年8月13日 22時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あつ。 | 作成日時：2018年8月13日 22時
