第1話 ページ1
A｢はぁ！？2人とも死んだ！？｣
事の発端はここ
両親の訃報をある1本の電話から
伝えられた時のリアクションがこれで
東京で社会の歯車となっていたAに
突然現れた不幸だった
A｢､､､まじか｣
突然の連絡に頭が真っ白になった
ショックが大きく使えない頭でぶつくさ言いながら
荷物をまとめて急遽田舎の実家に帰る
不慮の事故で死んだ両親のお葬式をあげて
挨拶を済ませてなんてバタバタとしていたので
悲しむ間もなくひと段落済んでしまった
A｢､､､｣
世の中で言うお金持ちに分類される両親の
財産が望まぬ形で全てAのものになった
貯金も敷地も山も家も､､､
両親が好み愛したものが全て自分の手の中にある
A｢､､､死んだんだ、もう、会えないのか｣
両親がついこの間まで生活していた家に
引越してきたAは広くて静かな
家の中で独りポツンと佇んでいた
じわじわと親が死んだという実感が湧いて
どうしようもない孤独感が襲う
お葬式で顔見た時も十分泣いたはずなんだけどなぁ
､､､やっぱり、辛いなぁ
一頻り泣いて泣いて、泣き疲れたA
いつの間にか寝ていたらしく目を覚ませば外は真っ暗
灯りをつければ父が使っていた書斎で寝ていたようで
本がぎっしり詰まった本棚が目に入った
A｢あー、泣きすぎて目が､､､って、何この本｣
腫れてヒリヒリする目を労りながら
なんとなく本棚を覗けば1冊目をひく本があった
とても古びた黒い表紙の分厚い本
好奇心には逆らえないということで手を伸ばした
表紙を開ければカビ臭い匂いが鼻をつく
A｢何語？､､､ｯえ、なに！？｣
本の中身は日本語でも英語でもない言語で
読めない文字がツラツラと書き記してあった
少し目を通そうとページに指を置いた時
ｶﾞｯｼｬｰﾝ！！何かものが落ちたような
音がキッチンから聞こえた
包丁が落ちたのかななんて可能性を考えながら
慌てて意味のわからない本を置いてキッチンへ走る
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ショートピース - 今回の小説も大好きです‼︎Twitterやってなくてパスワードの件の時作品追えていなかったんですけど､､､久しぶりに見たらやっぱさや様最高すぎて本当に一番好きな作者様です‼︎お体に気をつけてこれからも更新頑張ってください (2023年3月27日 22時) (
レス) @page44 id: 4c8fcac512 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - まいかい作品が神作で発狂しそう…()今回も面白いです！sypが可愛いんじゃあ…更新頑張って下さい。楽しみにしてます！ (2023年3月27日 20時) (レス) @page44 id: fd6863f2a6 (このIDを非表示/違反報告)
蝶(プロフ) - 39話のトントンが大先生に教えているところの話が気になりますできれば書いてくれませんか？ (2023年3月19日 22時) (レス) id: e8b6a52788 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 続きが速く見たいです! (2023年3月12日 14時) (レス) id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
月姫 - いつもさや様の作品を読ませていただいてます！いつも素敵な作品ありがとうございます。更新がない期間はとても寂しいですがまた更新楽しみにしています！パスワードの件も了解しました！ (2023年2月6日 7時) (レス) id: 5481e3b522 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さや
| 作成日時：2023年2月2日 17時
