【d!】私悪役令嬢だって2

第67話 ページ19

グル「､､､」


A「､､､」









高い天井にぶら下がったシャンデリア


何百万もするであろう置物


人数に対して大きすぎる空間


その部屋の両端に並んで立つ個性豊かなイケメン達


そんなイケメンたちの目線の先には私がいる









これが世にいうモテ期？









私は生徒会室にお呼び出しされた


目の前には綺麗な金髪に真っ赤な瞳の



グルッペン・フューラー



攻略キャラの1人で


ラスボスと言っても過言ではない


生徒会長であり


人を惹き付けるカリスマ性が溢れている









そんな彼は私をじっと見つめて


威圧感のある雰囲気で潰しにかかってきている









普通に怖い









コネ「､､､Aが怖がっとるからやめてくれん？」









そんな中沈黙を突き破ったのはコネシマ


なんの用で呼ばれたのかも知らないが


良い知らせでは無いのは確か


そんな中で彼は私を庇ってくれるらしい


自分が居た席を立ち私の隣に来てくれた









視線が多くソワソワと落ち着かなかったが


コネシマが隣に来てくれたことで


少し気が楽になった









ロボ「どこが怖がっとん？めちゃくちゃ堂々としとるでw」


ゾム「それなwシッマ魔法解けたとか言われとったけどそんなこともなかったんやな」


トン「とりあえず黙れ」









グル「そうだ嘘か誠かそれを確かめるために今日は来てもらったんだ､､､ここまで来て頂きありがたく思うゾ、シュヴァルツ・A令嬢」


A「､､､はい」









なるほど､､､尋問か


まぁ自分の仲間が洗脳されてる可能性があったら


それは心配にもなる









グル「A嬢は少し悪い噂が付きすぎだ」


A「､､､」









そうなの？


周りをあまり気にしたこと無かったから


気が付かなかった


自分が知ってるのは


ウツ様と一夜を共にした仲なんじゃないか疑惑


しか心当たりがないのだが他にもあるのか､､､









グル「我が学園としても治安維持のためはっきりさせておきたいと思う､､､協力してくれるか？」


A「はい」









正直に言ったところで信じてくれるのだろうか


意味が無いんじゃないか？

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