第227話 ページ29
らだ「あの時俺
なんか心の余裕がなくて
あの子の言葉しか信じられなくなっちゃってさw
今思えばおかしいよね〜
でもあのころはあの子だけが俺の救いだった
､､､ごめんねAこんな弱い先輩で
こんなに弱くて臆病で何も決められないこんな俺が､､､
Aを、好きになｯ､､､て、ごめん、ね」
グズグズと泣いてる声
らっだぁ先輩は僕を強く抱き締めていて
僕はらっだぁ先輩の顔を見ることは出来ない
A「､､､先輩は弱くないですよ」
らだ「､､､ｯ､､､ﾋｸﾞｯ､､､」
A「僕いつもらっだぁ先輩って
すごいなって思ってるんです
いつも周りを見てて人の感情の変化にいち早く気づいて
らっだぁ先輩がいたら空気が柔らかくなる
僕の憧れです
それはらっだぁ先輩の長所です
立場をはっきりさせる必要なんてないですよ
らっだぁ先輩は第三者の視点にたって
物事を公平に決めたんです
その場合どっちもが同じくらい悪かったってだけ
らっだぁ先輩は何も悪いことはしてないし
弱くもないし偽善者でもない
物事を客観的に公平に決めることができた
強いひとですよ」
らだ「､､､Aは、やっぱりすごいなぁ､､､ｯ､､､」
何もすごくなんかない
怒りに身を任せて好き勝手やってしまった
こんなじゃダメだ
らっだぁ先輩がいなかったら
どこまでやってたのか分からない
らだ「､､､ありがとうA､､､Aが俺の代わりに言ってくれてスッキリした」
A「､､､言い過ぎました」
らだ「あれくらいがちょうどいいよ、俺なんてもっと酷いこと言われたし､､､でもさっきさ久しぶりにあってあんだけボロカス言われたのに､､､まだ心のどこかであの子が正しいんだって思ってた」
A「､､､」
らだ「でもねでもね？Aの言葉はあの子みたいに塞いで抑え込むんじゃなくてストンって落ちてきたの､､､素直にあぁそうなんだって受け入れられる、んだよ､､､ほんと、すご､､､い」
A「？､､､らっだぁ先輩？」
徐々に抱きつく力が弱くなって違和感を感じる
まさかと思いらっだぁ先輩の顔を見れば
真っ赤で汗をかいていた
熱中症か
そりゃ熱中症にもなる
だってここめちゃくちゃ暑いもん
グランドから離れてると言っても日差しは直当たりだし
そんな中永遠と自分の悪口を聞かせられたんやろうな
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脅威のセラフ@wrwrdファン(プロフ) - イヤァアアア!!!!!起きて夢主ィー！ (2022年2月20日 22時) (
レス) @page50 id: 602d714d2e (このIDを非表示/違反報告)
本が大好きなハリネズミ(プロフ) - まさかの元カノがいるとは…！これからの展開が楽しみです！ (2022年2月12日 22時) (レス) @page25 id: 8df063e8a0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずは - らっだぁ先輩、元カノさんとの遭遇、！修羅場ですね、、！ (2022年2月12日 22時) (レス) @page25 id: 083d316892 (このIDを非表示/違反報告)
パティシエル(プロフ) - 通知がきたときに発狂&リア友に興奮のあまりスタ連した人です((((((要するにただの変人)復活ありがとうございます！！！応援してます！ (2022年2月12日 15時) (レス) id: 00c275c356 (このIDを非表示/違反報告)
夏目宮(プロフ) - ふぁぁぁ！！更新復活、ありがとうございます！ (2022年2月12日 7時) (レス) id: 3b3ff06b57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さや
x他1人 | 作成日時：2021年8月6日 15時
