不思議な少女【d!】

第5話 ページ7

なな「おじゃましまーす！！」


A「どーぞ」





玄関を開けると


ななは元気よく廊下を駆け抜ける






なな「広いし綺麗やね」


A「まぁダンボールだらけやけど」







実は中学卒業と同時に引っ越したんです


初めての一人暮らし


学校が遠かったんだ､､､







なな「家具白で統一しとんやなぁAっぽい」


A「そう？まぁ何となく揃えてみた」


なな「うん、天使って感じ」


A「ちょっと何言ってる分からない」


なな「整理手伝うわ」←聞いてない


A「お、助かる」








まぁマンションなんですけど


1階から10階まであって


エレベーター使って上にあがるっていう


ちな僕は6階に住んでます


なかなかいい物件でした


まぁ学校までは少し歩いて行かんなんけど


広いしセキュリティちゃんとしとるし


日当たりええし


うん､､､即決やったよね







なな「だいたい片付いたかな〜」


A「助かった」


なな「いいえー」






黙々と解体作業すること3時間


まぁななは時々気が散っとったけど､､､


やっと荷物が片付いた





なな「もうご飯やん！」


A「何がいい？」


なな「え、作ってくれるん？」


A「まぁ荷物のお礼」




手伝ってもらったし？


やってもらいっぱなしは申し訳ない




なな「やったねーん､､､せやなぁハンバーグとか！」


A「んー､､､材料が､､､あるわ作れる」


なな「よしよし！！！」


A「じゃぁ待っとってな」


なな「はーい！」








作っている間ななはずっとそばにいた


キッチンの横で椅子をおいて


たわいもない話をずっとしている






なな「でな？､､､あ、LINE」


A「んー」


なな「見てみて！！うつ先輩からやって！」


A「誰？」


なな「帰りにあった先輩」


A「帰り､､､」


なな「ALINE交換しとったよw」


A「､､､あー、いたなそういえば」


なな「www」





目が死んでる人や


あの､､､制服ヨレヨレの







A「あの人嘘つき」


なな「そうなん？」


A「思ってもないことをつらつら並べてた」


なな「へぇー､､､まぁあの先輩は女たらしって噂やしね」


A「へぇー」





なな「放課後遊ばん？ってー」


A「んー」


なな「どうしよう」


A「行きたいん？」


なな「いやー､､､」


A「､､､できた」


なな「お、食べよーぜー」


A「運んで？」

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