一ヶ月のチャンス RY

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伊野尾side





最近、Aちゃんの様子がおかしい。




絶対、昼休みに別のクラスの女子と一緒にいる。






チャイムがなってもすぐには、戻ってこない。





俺は何かあると思って、Aちゃんのあとをつけた。





そしたら、、、




女「ね〜笑笑 屋上から落ちた時はまじでビビったよ笑笑だって、あの運の悪さよ？？まじで笑えるわ」





Aちゃんのことを蹴りながら、その女は言った。




俺、我慢出来なくて、飛び出していった。




ガチャン！！！！






A「い、、、のお、、、くん？」




女「伊野尾くん！？こ、これは違うの、、、！」




伊野尾「何が違うんだよ、、、！お前ら何も反省してないんだね〜。俺が同じことしてやろうか？」





女「、、、っ！」





そいつらは逃げていった。



A「伊野尾くん、ありがとう。」




Aちゃんがボロボロになりながら、お礼を言ってくれた。




伊野尾「俺は大丈夫だよ！Aちゃんこそ大丈夫？山田呼ぼうか？」




A「涼介には言わないで！！！これ以上、心配かけたくないの、、、。」




伊野尾「でも、、、。」




A「お願い、、、！」




Aちゃんが涙目でお願いしてきた。




伊野尾「、、、わかった。」




ねぇ。山田。俺は、山田にAちゃんをわたせない。




こんなことにも気づけないなんて、、、。




一ヶ月待つ必要なんてない。









俺がAちゃんを幸せにしたい。

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