9話 ページ10
圭を起こし、見慣れた通学路をダラダラと並んで歩くいつも通りの朝
学校に着き、教室の前に行くと私のクラスに人が集まっていた
田中「ん？なんだあれ」
「なんだろね、、」
すると梨花が教室から走って出てきて
足立「A！大変な事になってるよ！」
すると周りにいた沢山の生徒が
"Aちゃん、あれほんとなの？"
"Aちゃんって圭君と付き合ってるんだと思ってた(笑)"
私と圭が首を傾げながら不思議に思っていると
足立「黒板が、」
梨花がそう言っていたので人を掻き分けて教場に入って行くと
田中「.....なんだ、これ。」
「っ？！」
黒板には昨日の亮ちゃんに引き寄せられている写真や一緒に帰っている写真、私が亮ちゃんに笑いかけている写真などが一面に貼られていて、その上には
"電撃‼ 日野Aは吉沢亮と田中圭、そして隣のホームの小林で三股をかけるクソ女だった⁈"
と大きく書かれていた
田中「おい！どういう事だよ！誰がやったんだ！」
隣でブチギレ状態の圭に涙目で私の顔色を伺う梨花
噂になるとは思っていたけどこんな状態になるとは思わなかった
思わず泣きそうになっていると
また廊下がざわざわし始めた
亮ちゃんが来たのだ
亮ちゃんが来て黒板を見ていると亮ちゃんへの質問の嵐
本当なの？！とか
嘘だよね？とか
その横で圭は一生懸命
田中「そんなわけ無いだろ！お前らももう辞めろよ！」
と否定していると
亮ちゃんがこっちまで歩いてきて
手を握られた
「？！」
びっくりして亮ちゃんの顔を見上げると
吉沢「付き合ってるよ。俺とA。けどここに書いてるような事実は全くない。」
��キャーーー‼‼"
"えー、ショック、、"
"でもAちゃん良い子だしお似合いだよ！おめでとう！"
など口々に話し始めた
その奥でこっちを睨んでる男が1人。
小林くんだ。
亮ちゃんも見つけたのだろう
小林くんの方へ歩いて行くと
ダンッ
小林くんの胸ぐらを掴み壁へ押し付けると
吉沢「次こんなしょうもねぇ事したらタダじゃおかねぇぞ。金輪際Aと関わるな」
小林「は、はい。」
ふっと小林を離すとこっちに戻ってきて私の手を掴み
まだざわざわしてる教室を2人で後にした。
足立「.....びっくりした、、。こっちだってAの事大切にしないとタダじゃおかないから。ん？田中くん？」
田中「...まじかよ、」(←放心状態)
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ゆいっち(プロフ) - めっちゃ続き気になります (2019年9月24日 22時) (
レス) id: e1ba6fcaa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なまいき兎 | 作成日時：2019年6月25日 19時
